お酒を飲んだ日に片頭痛になる?

私は毎日、寝る前に食べた物や過ごし方と頭痛の有無をメモする習慣をつけています。

(偏頭痛日記と名付けてます)

その日記を見返していくと飲酒をした日に頭痛が多いことが判明。

百発百中ではないのですが何か原因があるんじゃないかと推測。

そこで今回は『偏頭痛とお酒』について。

アルコールが偏頭痛を引き越しているのかそれを調べてみたんです。

頭痛生活を改善させるためにもお酒との上手な付き合い方を考えていきます。

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お酒を控えた方が良い3つの理由

お酒は百薬の長と言われるし一日の疲れがとれる感じもありますよね?

適量ならストレスの緩和になるお酒も頭痛のキッカケになる可能性を秘めています。

私が思うにお酒を飲むことで頭痛生活に及ぼす悪影響は3つあります。

頭痛という視点でお酒のデメリットを確認していきましょう。

① お酒を飲むと偏頭痛の頻度が高くなったワケ

さっきもチラッと言いましたが、偏頭痛日記を振り返ると私の片頭痛は明らかにお酒と関係していました。

なぜかというと、お酒の持つ作用の一つ。

血管を拡張させる働きが原因だったんです。

そもそも偏頭痛は血管が拡張することで頭の神経を刺激して痛みを起こすと言われています。

なので血管を拡張させるお酒を飲むとその分、偏頭痛が起きやすく痛みも悪化しやすいということ。

お酒をたくさん飲むとドキドキしたり血行がドクドクと脈打つ感じがありませんか?

あれも、アルコールの作用と言えますね。

特に気をつけたいお酒の種類は赤ワイン

赤ワインに含まれるポリフェノールとチラミンが偏頭痛持ちを苦しめるんです。

※それぞれの成分の作用

ポリフェノール…血管を拡張させる働き
チラミン…血圧を上昇させる働き

私個人の経験ではいつものペースで飲んで4時間後に頭痛が来やすい傾向があります。

(これも日記を見直してわかりました)

このような話を踏まえると、飲酒自体はあまり偏頭痛に良くないことがわかりますね。

② 偏頭痛だけじゃない!二日酔い頭痛が起こる可能性も…

これは稀ですが飲みすぎたせいで二日酔いによる頭痛になることもあります

これはお酒を分解する肝臓の働きが追い付かず、体からアセトアルデヒドを排出しようとして血管が膨張することで痛みがでるのが原因。

吐き気やふらつきも出るので飲み過ぎは偏頭痛とは関係ないにしても、イケない行為だということもわかります。

お酒と上手に付き合うためにその日の自分に合った量を見つけること。

これが大事になってきそうですね。

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③ 飲酒後の片頭痛が来ても薬がのみづらい

これも重大なデメリットと言えます。

お酒を一定量、飲んでしまうと薬を飲むのが怖くなってしまいます。

お酒で薬を飲むわけじゃないですが、体の中のことなので危険な感じがあるし飲み合わせとしては良いわけありませんよね?

例えばロキソニンを飲もうとしてもロキソニンは胃を荒らす副作用がある薬。

もともとアルコールで胃が荒れてたらそれで胃腸の調子を崩してしまわないか…

他の薬のバファリンとかでも酔いが強くなったりするかもしれない…

ドラックストアの薬剤師さんに聞いても、「大丈夫」とはハッキリ言われなかった。

『お酒→薬』という流れは 個人的に怖くてできませんでした。

(なので頭痛は我慢するしかなかった…)

この3つのデメリットを見てみるとお酒は控えた方がいいのがわかりますよね。

ただ毎晩、晩酌してるお酒好きだったり仕事の付き合いで仕方なくお酒もある。

社会人とお酒って切り離すのは難しいデス。

そこで私が今、実践している上手な付き合い方を紹介していきます。

※完璧に偏頭痛の予防はできません

多少は効果があるという程度です。

お酒と上手に付き合って偏頭痛を近づけない!

一般的に言われてることではまず水を飲む量をふやすこと

アルコールの分解には水分が必要だしお酒を飲むとトイレの回数が増えるので、脱水気味になるのを防ぐ意味でも飲みます。

水割りや、間に水を1杯入れてお酒のペースを遅くさせるのが効果的

(アルコール度数も低い方が良いです)

あとは食事中に飲むこと

空腹時に飲むとお酒が回りやすくその分、血管も広がりやすくなります。

できればアルコールを分解する助けをする、アミノ酸やビタミンを摂りましょう。

(枝豆とかささみとかですね)

また偏頭痛中の食べ物に関してはこちらにまとめてあるので参考に。

記事:偏頭痛に良い食べ物と悪い食材

最後は飲んだ後ですね。

すでにお酒で血管が広がりやすくなってるのでこれ以上、血管を広げる行動を辞めるようにします。

お風呂も熱い温度は避けたり肩や首のマッサージも控えます。

(私はお風呂を入らないようにしてます)

これらをやればOK!ってわけじゃなくあくまで確率を減らせる程度のこと

でもやらないよりやった方がいいので実践してみて効果を自分の体で確かめましょう。

当たり前ですが一番いいのは飲まないコト。

飲む量を少しでも減らすことですよ(>_<)

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【参考】個人的にやってるお酒の飲み方

最後は完全に個人的なハナシ。

私がやってる方法をまとめておきます。

参考程度に読み流してください。

先ほどの上手な付き合い方は最低限守るとしてそれ以外でやってるコトが休日飲みです。

最初は仕事を頑張った日に飲んでたのですがこれだと片頭痛が起こる確率がUP。

もともと土曜の朝や残業が終わった夜中に、体がリラックスしすぎて偏頭痛になるタイプ。

そこに『お酒』を加えるのは辞めました。

もともとある程度、体の力が抜けてる休日に 『明日から頑張ろう』という意味で飲んでます。

(個人的には効果があります。)

後はチビチビ少しずつ飲んだりして悪酔いを避ける工夫もしてますね。

一気に飲むと脈拍が早くなるので偏頭痛が来やすい感じがあったんです。

これも実践してからは多少は改善されている気がします。

でも、お酒の種類で偏頭痛持ちでも飲めるものはないか探したこともありました。

これに関しては見つかりませんでした。

日本酒でも0カロリーでも糖質オフでも特にこれといった効果はナシでしたね。

そんなことをするより効果的なのは普段から偏頭痛の対策をすること。

ツボや漢方を試したり食生活も心掛けてます。

⇒記事『偏頭痛の治し方~痛みに即効ケア~

今回は”お酒”について見ていきました。

偏頭痛を考えると断つのがベスト。

ただどうしても切り離せない時は影響を小さくさせる工夫をしていきましょう。

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