ツボ押しで楽にできないかなぁ
片頭痛が起こると冷やして薬を飲んで…いつもそうやって対処してきました。
ただ日頃からツボを押していれば 頭痛の頻度が減っていくのではないか…
そう考えた私はいろいろとツボを探して押して効果を検証してきました。
今回は『偏頭痛のツボ押し』について。
ツボについての2つの注意点と片頭痛に良いツボを紹介していきます。
効果の幅は個人差があるのでまず押してみる。
そして自分に合うツボだけ覚えておくと良いですよ。
偏頭痛のツボを押す前に確認したい2つの注意点
まず私自身も勘違いしてたことですがツボを押しても偏頭痛の痛みは減りませんでした。
今の痛みを和らげるという効果は無く(薄く)発作が起きた直後に押しても意味はなかったかな。
もし今の痛みを何とかしたいなら、バファリンなど市販薬を試したり“こめかみ”を冷やす方が即効性がありました。
あくまでツボ押しは偏頭痛の予防だったり発作の頻度を減らしていくのに効果がありました。
もう一つの注意点はツボを押す時間帯ですね。
避けたいのは入浴時。
お風呂に入っていると血流が良くなるので、血管が広がり神経を刺激し頭痛が起きやすかったです。
このタイミングでマッサージをするとさらに痛みが酷くなることがあったので入浴中のツボ押しは避けましょう。
お風呂上りに頭痛がある体質なら絶対NG。
全くお風呂では偏頭痛が起きないタイプなら入浴時もいいかもしれませんが…
偏頭痛持ちなら一度は押したいツボを確認
ではさっそくツボを見ていきましょう。
まず私が試したのは頭痛に効くツボの定番でした。
一つ目は完骨というツボ。
耳の後ろを触ってみてください。
そこにある骨の膨らみが身印になります。
指をグーッと押していきます。
私の場合は円を描きながら持ち上げるように押すとグッとツボに入った感覚がありました。
頭痛への有名なツボになります。
首のコリとかもほぐれる感じがありますよ。
二つ目は天容というツボ。
完骨と似た場所にあるので完骨の次に押しています。
場所は完骨の下。(緑色の丸をつけた箇所)
あごの骨を触りながら端までたどりその下。
首を横にすると骨が出るので見つけやすいです。
頭痛の他にもストレスにも効くみたい。
私はこの周辺も一緒に円を描きながら押してます。
疲れや体の緊張がほぐれる感じがありました。
三つ目は天柱。
こちらの場所は髪の生え際。
筋が2本あるのですが、その外側の筋のくぼんでる箇所に当たります。
親指で3秒ほどグーッとおして離す。
ここのツボも凝りに効く感じがしますね。
ただ血流が良くなるのでたった今、偏頭痛がある時は押すと痛みが増す可能性があるので注意。
偏頭痛の原因や症状からツボ押しを探す
次は偏頭痛を引き起こす原因となる自律神経やストレス、寝不足などのツボ押し。
そして偏頭痛と一緒に症状として出てくる、めまいや立ちくらみに良いツボを見ていきます。
個人的にはこちらのツボの方が押すと痛くて、自分の偏頭痛の原因がストレスと繋がってることを痛感しました(>_<)
①自律神経やストレスを感じる時に押したいツボ
私が超オススメするのは百会。
万能のツボといわれています。
頭のてっぺんにあるツボで体の中心(縦線)と耳を結び(横線)、その線が交わる場所にあります。
ぐっと押すと痛みがあると思います。
自律神経の乱れや慢性的な疲れに効果アリ。
私は寝る前に押すのを習慣にしています。
これで寝つきや寝起きがスッキリするようになりました。
疲れが溜まらない体になれば片頭痛も遠ざけることができるので慢性的なストレスを感じる人にオススメ。
次は印堂というツボ。
眉間のツボになります。
頭が重い感じや疲れが目に来た時に 押すと心地よい感じがします。
頭痛の他には眼精疲労や不眠に効くと言われ残業後のパソコン・スマホによる目の疲れをスッキリしてくれるので、お気に入り。
②偏頭痛についてくる症状、立ちくらみとめまいを和らげるツボ
めまいがある時は太陽というツボ。
このツボは”こめかみ”のことです。
さっきもチラッと言いましたが、片頭痛が今ある時はこの場所を押すよりも冷やす方が良いです。
今の痛みを何とかしたい場合は冷やす、めまいや日頃の予防としては押す、このように使い分けたほうがよかったです。
立ちくらみがある時は風池というツボ。
髪の生え際の”くぼみ”に場所があります。
(緑色の丸で作った箇所です↓)
天柱と似た場所にありますね。
首周りのツボが頭痛と関係してることがわかります。
次というのは手足のツボ。
手のツボは外出してるときも、周りを気にせず押せるので指や手のひらのツボも知っておくと便利ですよ。
手のツボは外出中もOK?偏頭痛からくる吐き気にも良い
万能のツボと言われている合谷があります。
もちろん吐き気がある時もオススメ。
手を広げて人差し指と親指の骨の根元に場所があります。
押すとめちゃめちゃ痛いです。(きっと)
頭痛や吐き気以外でも効果があるので覚えておいて損がないツボと言えますね。
吐き気に関するツボというと、内関という腕のツボもあります。
手首のシワに指を当ててそこから指3本分ほど下にある箇所。
吐き気以外にも精神的な疲れがある時も効くとされ胃の不調とかでも押しているツボです。
足のツボは足臨泣を刺激しましょう。
頭痛やめまいがある時にオススメ。
場所は足のくるぶし周辺。
足の薬指と小指の骨の根元にあります。
少し手前に凹んだ箇所があるのでそこをゆっくり押してあげてください。
あと足裏は第二の心臓と言われるほど体の中で重要な部分になります。
足裏の頭に関する場所は親指。
特に中心と、人差し指側のくぼみを押すと激痛がありますが効いてきます(>_<)
偏頭痛に関するツボは以上になります。
偏頭痛に特化したツボはありませんが、原因や症状を取り除くためにも自分に合うツボを見つけると楽になりますよ。
【ここだけの話】 裏技?卑怯で安いツボの探し方
今回はツボ押しについて見ていきました。
でもこういう東洋医学の知識って一度はプロに診てもらった方がいいのでは…
そう思った私が考えた作戦が一度、専門医に診てもらうというもの。
鍼灸師や整体師に一度、診察してもらうと体のどこの箇所をどのように押してるかそれを自分の体で確かめることができます。
それに『家で出来ることはありませんか?』と聞くと親身な先生だといろいろ話してくれますしね(^^)
リッチなら月に2回ほど定期的にマッサージや鍼灸で先生に診てもらうことが一番だと思います。
ただ財布に余裕がない時は一度だけ診てもらって、 押したツボの箇所や押し方を覚える方法もおすすめ。
(図書館でツボ関連の本を借りるのもアリ)
今回は偏頭痛持ちなら試したいツボ。
それを見ていきました。
それ以外の対処法もあるのでこちらも読むと役立ちますよ。
一朝一夕ではなかなかスッキリ改善しません。
でも偏頭痛を上手く遠ざけることは可能です。
一緒に頑張っていきましょう(^^)