体の中から偏頭痛を治していきたい!
そう思った私が最初に見直したのが食生活。
偏頭痛の原因となる食材や頭痛の緩和にオススメの食べ物。
いろいろと食生活を変えてみて自分なりの発見がたくさんありました。
今回は 『偏頭痛と食材』
栄養たっぷりでも偏頭痛にとっては悪い食べ物や食べると効果的なものをまとめています。
このような流れでお話ししますね。
薬を飲む以外の対策をしたかったり体質から見直したい人向けの情報です。
明日のレシピや献立に役立ててみては?
偏頭痛のとき食材をチェックする前に2つの注意点
まず具体的な食材を見ていく前に2つだけ注意点を確認してください。
一つ目は今回、話す食材に関してはあくまで偏頭痛と関係があるものだということ。
二日酔いの頭痛や緊張型頭痛とは関係なし。
私が悩んでる偏頭痛に関するものだけを扱っています。
もし自分がどのタイプの頭痛かわからない場合は一度、こちらで見分けてからにしましょう。
二つ目は簡単なメモを取ること。
人によって偏頭痛のキッカケはさまざま。
ストレス、睡眠不足、気圧や天候など何が原因で痛みが起きるかは個人差があるんですね。
それは食べ物も同じで 「私はコレがダメ。でもあなたはOK」
こんなこともあり得ます。
だから自分の偏頭痛の原因になる食べ物、これを簡単に見つける方法がメモ。
その日、食べた物、その後の体調の変化。
これを書いておくだけでも自分だけの偏頭痛の法則も発見できるので私は偏頭痛持ちの人にはオススメしてます。
(スマホのメモ帳とかで全然OKです。)
少し前置きが長くなりましたね。(笑)
では本題の偏頭痛と食べ物、この関係性を見ていきます。
まずは偏頭痛の原因になる食べ物から。
偏頭痛にダメな食べ物を避ける!頭痛を招く食材に要注意
偏頭痛を引き起こす食材については意外と即効性があります。
食べて数時間後に痛みが来た…なんてことが多いので苦しい。
一度、見つけてしまえば対処はカンタン。
ここでは3つの成分に気を付けましょう。
まず一つ目はポリフェノールですね。
ポリフェノールは血管を広げる作用があるので神経を刺激して偏頭痛の発作・悪化のリスクがUPします。
【ポリフェノールが多い食材】
- 赤ワイン
- チョコレート
- オリーブオイル
- ブルーベリー
- アサイー
二つ目の成分はチラミンというもの。
この成分はいったんは血管を収縮させるけど、その効果が切れた反動で血管が広がり神経を刺激。
これもポリフェノールと同じく痛みを増幅させやすいと言われています。
【チラミンを含む食材】
- バター
- チョコレート
- 赤ワイン、ビール
- バナナ
- タラコ
三つ目はグルタミン酸ナトリウム
これはうまみ成分と言われていて、お菓子やインスタント食品に多く含まれる物質。
【グルタミン酸ナトリウム】
- カップラーメンなどインスタント食品
- ポテトチップスなどスナック菓子
- ラーメンなどの中華料理
これ以外でも外食が多かったり、家でも加工品を食べてばかりいるとグルタミン酸ナトリウムの摂取量が多いです。
自炊しよう!…とは言いませんが安易な料理ばかり食べてると偏頭痛のリスクも高まります( 一一)
【参考】私の場合は甘いもの&辛いものも頭痛の引き金に!
先ほどの3つの成分は偏頭痛を悪化するものとして有名でしたが今からは個人的なハナシになります。
私自身がメモを取っていて「◯◯を食べると頭痛が起きる」
そんな関連性があったものをまとめておきます。
あなたも痛みが起こるかはわかりませんが、一つの参考にしてもらえると嬉しいです。
まずは甘いものですね。
砂糖やブドウ糖が多く含まれてるもの、これを一気に食べると頭痛がありました。
血糖値が関係してるのかな?なんて思いますが、体調がすぐれない時や頭痛が既にある時は私は糖質を制限した食事で悪化を防いでいます。
あと頭痛になりやすかったのが辛いもの。
もともと辛い食べ物は弱いけれど食べると痛みが悪化することが多かったです。
血流が良くなるのが原因だと思います。
これも一度、確認してみてください。
最後はグレープフルーツなど柑橘系。
これはよほど痛みが強い時や心身ともに病んでる時に痛みに繋がりやすい感じがします。
そういった偏頭痛が酷い時にも私は柑橘系も食べない様にしています。
このように簡単なメモを取るだけで自分だけの食材と頭痛の関係が見えてきます。
見つければ見つけるほど頭痛への影響を受けないで生活できるのでぜひぜひメモを取ってみてください。
偏頭痛に良い食べ物は?食材と栄養素を摂ろう
悪化する食材の次は頭痛を緩和する食材。
偏頭痛の解消の助けとなる食べ物について。
これは即効性はありません。
今食べたら頭痛に効く、痛みが和らぐそんなことはなかったです。
…でも日常で気を付けて食べてるとだんだんと低気圧やストレスがあっても 偏頭痛が起きにくくなるのでオススメ。
痛みへの対応というより予防・防止ですね。
その役割をもった食べ物を見ていきます。
一つ目はマグネシウムですね。
マグネシウムは血管を緩める作用があるので神経への圧迫を抑え痛みが起きにくくなります。
【マグネシウムを含む食材】
- バナナ
- アーモンド、ナッツ
- 大豆
- ひじき
- こんぶ
- 木綿豆腐
二つ目はオメガ3脂肪酸
抗炎症作用があるので血管が拡張しても炎症を起きづらくなり痛みの予防になります。
【オメガ3脂肪酸を含む食材】
- イワシ
- マグロ
- くるみ
- アーモンド
- 植物油(亜麻仁油、エゴマ油)
三つ目はビタミンB2
血圧を下げる効果があり神経の興奮を抑えるので偏頭痛への効果も期待できます。
【ビタミンB2を含む食材】
- レバー
- 卵
- ほうれん草
- うなぎ
- 納豆
それと最後にセロトニン
セロトニンは血管の収縮や拡大の役割があるので、不足すると偏頭痛になりやすいので注意。
セロトニンはトリプトファンという物質とビタミンB6で作られるものです。
【トリプトファン】
- 肉類
- 魚類
- 豆腐
- 卵
- ごま
【ビタミンB6】
- レバー
- まぐろ
- にんにく
- ピーナッツ
マグネシウム、オメガ3脂肪酸、ビタミンB2、トリプトファン+ビタミンB6
これらの栄養素が含まれた食材を偏頭痛対策として食べると良いですよ。
手っ取り早いのはサプリメントですが、過剰摂取とか健康面の問題もあるのでまずは食べ物から見直した方が安全です。
今回は偏頭痛と食べ物について。
悪化しやすい食材と予防となる食材
この2つを見ていきました。
次は偏頭痛の対策や飲み物について、こちらから見てみましょう。
偏頭痛に良い食材は効果を実感するまでに時間がかかります。
でも誘発する食材はすぐ影響が出るのでまずNGな食べ物から避けてみては?
明日からの料理メニューに少しでも役に立てばうれしいです。