「あ~。。またきた。。。(>_<)」
ドクンドクンと脈打つ頭の痛み。
こめかみや後頭部に痛みが急にきて
仕事も全然、集中できなくなります。
この偏頭痛を治すにはどうしたらいいの?
それは私の長年の悩みでした。
ただ、いろいろと解消法を試す中で
『こういう時は◯◯した方が良い』など
経験的にわかってきたこともあります。
今回は偏頭痛の治し方について
個人的に効果的なものを厳選してみました。
市販薬でオススメの頭痛薬や
薬が効かない、持ってなくてもできる
頭痛への速攻の対処法などをお話しします。
妊娠中の妊婦さんや
授乳中のママさんでもOKの
対処法もあるので今日から役立ててみては?
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今ある偏頭痛の痛みを素早く軽減する王道の対処
王道の治し方としては頭痛薬があります。
当たり前ですが、まずここから(`・ω・´)
薬の中には副作用が少ないタイプや
飲み物なしで飲めるタイプがあります。
飲み続けるのはよくないので
頭痛が酷い場合だけ飲んだり
外出中だけ飲むなどケースバイケースで!
まず頭痛薬の定番で
ドラックストアに必ずあるバファリン。
鎮痛成分でアセチルサリチル酸(アスピリン)や
イブプロフェンが含まれている市販薬。
イブプロフェンというと
ナロンエースやイブクイック頭痛薬もありますよね。
イブクイック頭痛薬は
胃に優しい酸化マグネシウムがあるので
他の薬を飲んで胃が荒れたことがある人向け。
成分によって合う合わないがあるので
少量のサイズから試して
自分に合う商品を見つけましょう。
薬剤師さんに聞く時は複数の薬局で聞いて
総合的に判断していくといいですよ。
(薬剤師さんも当たり外れがあるので)
薬を持っていない、飲みたくないけど痛みを軽減したいとき
『今は薬が手元にない』
『薬を飲んではいけない』
そんなシチュエーションで頭痛が起こったら
まず『頭を冷やす』という対策がオススメ。
偏頭痛は頭の血管が拡張して
神経を刺激することで痛みが起きます。
だから頭を冷やせば血管の拡張を抑えて
痛みがスーッと引いていくんですね。
私の場合はこめかみと首の後ろを冷やします。
こめかみは直接、血管を冷やせるし
後頭部は血管が太いので効果が早いです。
(たぶん個人差があります。自分の場所を探しましょう)
※もし頭を冷やして痛みが悪化すれば
偏頭痛ではなく緊張型の頭痛の可能性があります。
自信がないなら一度、キチンと見分けておくべき↓
冷やす以外では帽子をかぶるのもオススメ。
サイズがきつめの帽子で血管を抑えることで
ドクドクした痛みを減らすことができます。
またコーヒーや緑茶のカフェインも効果的ですね。
カフェインは血管を収縮する作用があるので
手元にあれば飲むと良いですよ。
ただ冷やしたり市販薬と比べると
効果が出るまで時間がかかるのが玉に瑕。
それに偏頭痛と一緒に吐き気があると
カフェインで胃を荒らして
吐き気が悪化することがありました。
妊娠中ならカフェインもNGですし
万能の対処法とは言えないので注意です。
(詳しくは『偏頭痛に良い飲み物とNGドリンク』)
即効性がある偏頭痛の対処法としては
まず薬を飲むこと。
もし薬がなかったり飲めない場合は
冷やす、絞める、カフェイン
この3つから試していきましょう。
これで偏頭痛の痛みを減らせますし
悪化して生活に影響が出ることが無くなります。
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【オマケ】痛みをさらに悪化させる行動だけはしない!
痛みを引かせるのと同じくらい重要なのが
痛みを悪化させないコトだと思ってます。
…いくら対処しても『ついしてた行動』で
偏頭痛を悪化させてたら台無し。
なので悪化する原因を避けた方が良いですよ。
一番やりがちな行動が肩や首を回すこと。
肩こりや首コリをほぐそうと
マッサージするのは辞めておきましょう。
頭の血管がさらに広がって
痛みが酷くなり長引くことがありました。
コリをほぐして楽になるのは緊張型頭痛。
偏頭痛とは対応が違うので忘れないで(>_<)
(同じ理由で肩や首を温めたり
運動で血流を良くするのも
痛みがある時間帯は避けたほうが無難)
あと気をつけているのは食べ物ですね。
血管を広げる作用を含んだ成分を食べると
偏頭痛が来やすくなるので避けるようにしています。
特に一度、偏頭痛がきた後の食事では
絶対に食べない様にしてますね。
有名なのはポリフェノール。
血管を拡張するので避けましょう。
食材ではブドウやブルーベリー
お酒では赤ワインが豊富に含まれています。
あとチラミンという成分も注意。
チラミンは血管を収縮させる作用があるのですが
縮まった血管が元に戻る反動で
逆に血管が広がり頭痛を引き起こすことがあります。
チラミンはチーズや赤ワインに含まれてるので
こちらも偏頭痛があった後の数日は控えましょう。
偏頭痛の原因になる食べ物や
予防に繋がる食材に関しては
こちらで詳しくまとめています。
吐き気やめまいなど併発する症状には『環境作り』を意識
ここまでは偏頭痛の中でも
痛みへの対処を確認しました。
ただ偏頭痛に関して言えば痛み以外にも
他の症状も同時にやってくるので
こちらの対応も考えておくと良いです。
【頭痛以外に起きやすい症状】
- 吐き気(嘔吐)
- 目がチカチカする
- めまい・ふらつき
- 耳鳴り
- 周りの音に過敏になる
私の場合は吐き気と光、音が多いです。
なので偏頭痛が来たらトイレに行くこと。
トイレだと光や音の刺激が少ないので
個室で楽な姿勢で座りながら
症状が治まるのを待ちます。
外出時なら道を外れて人込みを避ける。
昼は太陽、夜は車のライトとフラッシュに気をつけ
スマホのブルーライトはカットしてますね。
一番、厄介なのが電車での発作。
騒音もニオイもこたえるので
けっこう、躊躇しちゃうんですよね。
私のオススメは財布に頭痛薬を入れておくこと。
これだと薬を忘れることがなく、すぐ飲めます。
あと”精神的なお守り”にもなるので
薬を2錠ほど財布に入れておくと良いですよ。
併発する症状は悪化させないこと。
それには症状を刺激しない環境を作れるか?
これにかかっています。
長い時間を過ごす場所やよく行く箇所は
先に『偏頭痛用の避難場所』を抑えておくと
日常への影響を減らすことができますよ。
偏頭痛が収まった後は入浴や寝方に注意する!
【偏頭痛の治し方】
- 頭痛…薬を飲む、冷やす、締め付ける
- 他の症状…刺激が少ない環境に移動
これが私が効果を感じる治し方です。
でも、これだけを心掛けてるわけじゃありません。
…というのも一回、偏頭痛が起きると
その翌日や2日後にも出やすい体質なんです。
だから一度、偏頭痛が起きた時は
症状が治まった後の生活でも
いろいろと抑えるポイントがあるんですね。
なので私と同じように
『連日、偏頭痛が出やすい』タイプなら
今から言うことも忘れない方が良いですよ。
まずお風呂。偏頭痛が起きた当日は
私は極力、湯船に浸からない様にしてます。
血管が広がって痛みが再発しやすいし
逆に疲れてしまうんですよね。
だから、ぬるめのシャワーにしたり
入浴の時間を短くしています。
あと心掛けてるのは栄養素。
ビタミンB2やB6は自律神経を整えるので
日頃のストレスへの対応になります。
またマグネシウムは血管の
緊張をほぐす作用があるので
大豆や納豆、煮干しから摂取。
(あとDHCのサプリメントも飲みます)
それ以外でもうひと押し対処したい時は
ハーブや整体、漢方などの東洋医学が有効。
例えばペパーミントは血管の収縮作用があるし
フィーバーフューも偏頭痛に効果がある有名。
※偏頭痛で匂いに敏感な時はアロマはNG
吐き気が酷くなることがあるので
症状が治まってからハーブティーで飲みます。
漢方も日頃から飲むことで
頭痛への緩和ができます。
呉茱萸湯や五苓散は
頭痛に効果があると言われている漢方薬。
ただ個人的には漢方に関しては
漢方医というプロに診てもらう方が良い。
漢方は薬と違って
「頭痛にはコレ」という判断ではなく
体全体を見ながら不調を見直していくもの。
だから他の人が効いた漢方薬が
自分に効くって保証はないんですね。
そういう意味でも内科の先生で
漢方の知識もある人に見てもらうのが効率的。
ドラックストアの漢方は高いので
保険が聞く病院でもらった方が
金銭的にも負担が少なかったですよ。
(ちなみに私がもらった漢方は
抑肝散というものでした。)
自分でやりやすいのは漢方よりツボですね。
自律神経を整える百会や完骨など
頭痛に関するツボはいくつかあります。
ツボに関しては写真付きで
こちらでまとめているので参考に↓
症状を緩和させる方法も大切ですが
症状が治まった後の過ごし方も注意して
再発のリスクを下げていきましょう。
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最終的な目標は偏頭痛の予兆や前兆で未然に防ぐこと
偏頭痛の症状が出た後に目指すのは
明日からの頭痛を少しでも減らすこと。
そのために私が心掛けているのが
『予兆・前兆で食い止める』というものです。
一般的な予兆は目に光が走ったり
肩のコリや眠気があると言われてますが
個人差があるので参考程度にしかなりません。
だから自分の前兆を知りたい時は
偏頭痛メモを取るのがコツ。
頭痛が起きたら、その前の体調の変化を
スマホのメモ帳に簡単に書いておくんです。
何日も続けてメモして、後でチェックすると
自分が何がキッカケで偏頭痛が起きやすいか
その傾向がわかってくるんです。
私の場合は寝過ぎとか天気が曇って頭が重い時
あと雨が多い梅雨の季節の生あくびとかでした。
一般的な予兆や前兆はこちらに詳しく書いてあります。
これらを参考にして『自分の前兆』を見つけると
偏頭痛との距離を空けることができますよ。
これで前兆がきた段階で安静にして予防できたり
症状が来てもすぐ冷やしたり薬を飲むことができます。
1日1分のメモで見つけられるので
日常生活への影響を減らすためにも
一度、『偏頭痛日記』をしてみては?
今回は偏頭痛の治し方について見ていきました。
まず痛みの応急処置として薬を飲むこと。
薬がないなら冷やしたり頭を絞めて血管の拡張を防ぐ。
その後は偏頭痛の併発する症状をケアして
ツボや食事などで体の疲れをとってあげること。
そして最後にメモをとって予兆を知り
偏頭痛自体の頻度を減らしていくこと。
この流れが、私が今現在で
一番効果があると思う対処法になります。
また別の治し方を見つけた時は
こちらの記事に追記していきます(^^)
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