また寝起きから胃がもたれる…
少し食べ過ぎた、少し飲みすぎた。
そんなレベルでも翌朝になると出る辛い消化不良と吐き気。
そんな起床時のもたれが毎朝、続くなら、あなたの普段の生活に原因があるかも…
今日、あなたにお話しするのは 『朝に胃がもたれる原因と対処法』
寝る前の過ごし方や寝方理想的な夕食や朝食メニューなど
あなたの朝を軽快にする為に必要なことを確認していきましょう(^^)
朝起きると胃が重い!朝の胃もたれを招く原因!
まず、なぜ翌朝に胃がもたれるか?
その理由を明らかにしていきます。
朝に不調があるということは、それまでの食事や生活に問題があるということですよね?
(症状が慢性的で毎朝あるなら、なおさら)
胃もたれは、あなたが食べた食物が消化できずに胃に溜まってるということ。
…ということは基本的には、昨日の晩御飯や食後の過ごし方を見直すのが手っ取り早いです。
【考えられる原因】
- 夕食の食べ過ぎ
- お酒、アルコールの飲みすぎ
- 食物繊維を含む食べ物
- 脂っこい料理
- カレーや中華など辛いもの(刺激物)
- 食事中に水分をたくさん飲む
- 寝る前に夜食を食べる(寝る2時間前)
- 食後に体を動かした、仕事をした
これらの行動は胃の働きを低下っや胃に負担を招き、消化しきれない状況になりやすいです。
特に注意すべきは食物繊維の食べ過ぎ。
それ以外の項目は何となく「してはいけない事」だとわかる。
食物繊維に関しては一見、体に良さそうに思えませんか?
でもこれが盲点で胃弱な僕らにとっては注意すべき点なんですね(;´・ω・)
例えば健康に良いからという理由でご飯を雑穀米や玄米にしている。
確かに血糖値や栄養分という面では白米よりは良い影響がありますが、それは消化できたらという前提の元。
玄米、雑穀米は食物繊維が豊富で消化力が弱っている状態なら胃もたれの原因になりかねません。
『○○が体にいい』という情報は消化力があって成り立つもの。
胃がもたれやすくなってるなら、まずは消化力を元に戻すことが大事です。
食材や料理に関しては次回に詳しくまとめてみました。
食後にもたれやすい人は一度、目を通すことをおすすめします。
翌朝の胃もたれを予防する方法を考える
原因がわかれば次からは予防ができますよね?
先ほど一覧にしたNGな行動から「どうやったら朝の胃もたれを防止できるか?」
それをチェックしていきましょう。
【翌朝の胃もたれ対策】
- 夕食は腹八分目にする
- お酒、アルコールは適量でストップ
- 消化の良いものを食べる
- 食事中はコップ1杯のお茶(または味噌汁)を飲む
- 食後30分はなるべく動かない
腹八分目は我慢してやるより、よく噛むことだけを意識する方が上手くいきますよ(^^)
…というのも満腹中枢は食事を開始してから20分経って分泌される。
ゆっくり食事をすれば普段より少ない量で満腹感を味わえます。
咀嚼することで胃の負担も減らせるし自然と時間をかけて食べることが可能。
根性で我慢するよりはよく噛むことで腹八分目した方が楽だと思いませんか?
それと食物繊維に関しては夕食よりも昼食で食べましょう。
一日の中で最も消化力が高まるのが昼。
だから胃に負担のかかる食物繊維はランチで食べるのがベストです。
もし、これでも胃がもたれるなら夕食の食前に漢方を飲んだり、食後の胃薬を考えた方がいいかも。
あまりにも慢性的だと何か胃の病気の可能性もあるので、診察を受けるのもオススメします。
寝起きに胃がもたれる時は、朝ごはんをプチ断食する
では実際に朝、胃がもたれた時にどうするのが一番いいのか?
これを考えていきましょう。
僕がおすすめするのは朝食を食べない方法です。
これが試した中で手っ取り早い直し方だと実感してます。
そもそも食欲不振や胃もたれは胃が「ちょっと休ませて」っていうサイン。
それなのに「毎食、食べないと」「毎日、同じ量食べないと」と思ってると胃が休まる時間がありません。
空腹感がないなら無理に食べない。お腹が自然にすくのを待つ。
これが楽にする方法だと思います。
どのくらいで治る?と言われればこのプチ断食(?)なら軽くて昼食には楽に重くても次の日には症状は消えてます。
(胃もたれが重ければ昼食も夕食も量をへらしてます)
「朝ごはんはしっかり食べないといけない」
こんな固定観念があるなら一度、食べないで胃が楽になるか?
実験してみることをオススメします。
「でも食べたい」ってとき!朝の胃もたれでも食べやすい朝食レシピと食べ方
ただ日によっては胃がもたれても「食べたい」って時がありますよね?苦笑
そういう場合は、どうしたらいいか?
食事のポイントを確認しておきますね。
【どうしても食べたい時】
- 朝食の前に白湯を飲む(胃を温める)
- リンゴや大根など酵素が多い食物を選ぶ
- フルーツは胃を冷やすのでリンゴ以外は控える
- うどんなど消化の良い温かい料理を食べる
温かくて消化しやすい料理をゆっくり食べる。
これを守ったメニューにしましょう(^^)
また見落としがちですが、パンに塗るバターは消化に時間がかかるのでダメです。
【追記】夜中にもたれるなら楽な寝方で工夫する
以上で朝にくる胃もたれの対策は終わりですが、ここでプラスアルファのお話を。
それは翌朝まで待たずに、夜中の段階で胃がもたれて寝れないシチュエーションのことです。
そんな時に効果的なのが寝方に一工夫を加えること。
寝る向きや寝る前の過ごし方で胃をケアすることで症状を未然に防いだり軽くできます。
詳しくは次回にお話しするのでぜひチェックして読んでみては?
朝から胃がもたれるとその日、一日がブルーになりがち。
イライラしたりナイーブになったり、周りの人にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
そんなことがないように今回お話しした内容を利用。
あなたを苦しめる胃もたれをスッキリ無くしてください。