- また頭からクサ~いニオイがする
- ちゃんと髪も洗ってるのに鉄臭いのはナゼ?
- 鉄臭い髪や頭のニオイを消したい
毎日必ずシャンプーで髪を洗っているお風呂も入って清潔にしてるつもり。
それなのに消えない頭皮臭に、『もういい加減にしてくれ!』とぶつけようのない怒りを持っていました。
仕事では隣の席に座る女の子の視線が気になり、プライベートでは人と会うこと自体が憂うつ。
特に会社終わりの飲み会やデートなんて、自分にはもうムリなんじゃないかと諦めかけていました。
でも今から話す3つの対策で、しつこい鉄臭いニオイを改善することができたんです!
完全に0にはなりません。でも人目を気にしなくていいレベルには変われます。
今日から3つの対策を行って、堂々と人と向き合える自分に戻りませんか?
① 髪の毛の鉄臭いニオイには防臭シャンプー
鉄臭いというか鉛筆みたいなニオイがする加齢臭。
耳の裏や首元、頭皮からプ~ンと臭うオジサン臭はなかなかとれませんよね?
そもそも頭皮は皮脂量が多くて臭いやすい場所と言われています。
それに加えてストレスで自律神経が乱れたり、甘い物やお肉ばかり食べると、皮脂量が増えるのでさらに脂臭くなってしまう。
だからといって『ストレスは避けよう』『野菜と魚中心の食事にしよう』と切り替えるのも難しいですよね?
私自身も、こんな理想論を言われるたびに『それができたら苦労しないよ!』と思ってました。
だからこそ現実的で効果があるのが、頭皮臭ケアに特化したシャンプーを使うこと。
シャンプーを見直すことで、それまでの生活を無理に変えることなく、頭皮臭を遠ざけることができたんです。
選ぶときの基準で外せないのが防臭効果と保湿成分。
防臭効果としては加齢臭を抑える働きがある柿タンニンが配合されているのが理想。
さらに頭皮を保湿することで、皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。
逆に頭皮臭を何とかしようとして、”やってはいけないこと”がスプレーでごまかそうとすること。
頭皮臭とスプレーの香料が混ざって、誰にも真似できない混合臭が生まれてしまいます。
だからスプレーや香水、ヘアフレグランスは頭皮臭を抑えて初めて使える体臭ケアと言えますね。
では普段の生活で頭皮臭がしたときはどうすればいいのか。
一番良いのが”あぶらとり紙”で頭皮の皮脂を拭くこと。
もし髪も臭ったらウェットティッシュで髪をふき取るとニオイが取れやすいですよ。
- 加齢臭はストレスや食生活の乱れで悪化する
- ただストレスを0にしたり理想の食生活に切り替えるのは難しい
- だから頭皮臭の発生を抑える成分が入ったシャンプーを使う
② 頭皮の鉄臭いニオイが消えないのは洗いすぎかも?
なぜ頭皮臭が取れないのか?
その原因に『あなたの”ニオイを消したい”という強い気持ち』が関係しているかもしれません。
例えば頭皮臭を治したいと強く願って頭をゴシゴシ洗ったり、朝シャンも取り入れて二度洗いしたり。
こういった過剰な洗髪は頭皮を乾燥させ、頭皮臭を悪化させてしまいます。
なぜなら私たちの身体は肌が乾燥するとバリア機能を保とうと皮脂の分泌量を増やす働きを持っているから。
だから過剰に洗って頭皮を乾燥させると、結果的に頭皮に皮脂が増えベタつきニオイやすくなるんですね。
それに頭皮が乾燥してフケが出ると、雑菌がフケを養分に繁殖して頭皮が不衛生になります。
髪自体も洗髪のしすぎでキューティクルが傷つくと、傷ついた箇所にニオイが吸着しやすくなってしまう。
(ⅰ)皮脂量が増える、(ⅱ)フケが出やすい、(ⅲ)髪が傷つく
このように過剰に洗うことは頭皮臭によってメリットよりデメリットの方が大きいんです。
そこで必要なのが『汚れは落とすけど頭皮を乾燥させないように洗うコト』
そのために必要な洗い方のコツは『ブラッシング』と『湯洗い』の2つになります。
まずブラッシングについては入浴前に行いましょう。
10秒ブラッシングするだけでも、髪の表面についた大きな汚れが落とせます。
そしてお風呂に入って行うのが湯洗い。
シャンプーを使わずにお湯だけで髪と頭皮を30秒ほど洗います。
先にブラッシングしてると髪通りが良いので、お湯だけでも髪や頭皮の汚れが落ちやすいんですね。
シャンプーはこの湯洗いの後に行います。
爪を立てずに指の腹でマッサージをするように洗うと頭皮を傷つけずに洗えますよ。
もしワックスをつけているときは、シャンプーの分量を0.5回に分けて2回洗いするのがオススメ。
1回目に0.5回分だして髪についたワックスを落とします。
そして2回目にもう一度0.5回分だして頭皮と髪を洗っていきます。
これでシャンプー1回分の量でワックスと汚れを落とすことができます。
過剰に洗うことで頭皮を乾燥させる心配もありません。
- 頭皮は乾燥すると皮脂量が逆に増える
- フケが出ると雑菌が繁殖しやすい
- 髪が傷つくとニオイがひっつきやすい
- ブラッシングと湯洗いで、髪を傷つけずに汚れを落とせる
③ 寝汗が染み付いた枕カバーや帽子も頭や髪の臭いにつながる!
最後の対策は外部からのニオイをシャットアウトすること。
いくら頭皮を清潔にしても、外からニオイが髪についたら意味ないですよね?
例えば髪に毎日、密着するものとして枕カバーがあります。
もしかして何年も同じ布団や枕を使い続けてはいませんか?
寝汗をべっとり吸収した枕や布団はニオイも溜め込んでます。
そんな枕に寝てる間ずーっと髪を何時間もくっつけてると、髪も臭いやすくなっちゃいます。
私のおすすめは枕カバーの上から、コットン100%のタオルを巻くという対策方法。
これなら枕のニオイも断てるし、タオルも毎日手軽に洗うことができます。
枕カバーを毎日取り外して洗うのは手間なので、タオルの2枚重ねでラクをしましょう。
それと寝る時に絶対にやってはいけないのが、髪が乾いてないのに寝ること。
髪は濡れてるときがニオイを吸着しやすいんです。
だから頭皮臭に悩んでるならドライヤーで乾かした方がいいですよ。
枕カバー以外で髪につく衣類としては帽子があります。
夏は頭皮も汗をかくし、冬は冬で蒸れやすい。
だから帽子も洗濯機で洗える素材から選ぶとニオイを取りやすいですね。
- 枕カバーはタオルを2枚重ねにして毎日洗う
- 帽子は洗える素材からお気に入りを選ぶ
- ※特に髪が濡れた状態だとニオイを吸着しやすい
【補足】どうしても頭皮や髪の鉄臭いが治らないとき!
- 頭皮臭向けのシャンプーを選ぶ
- 洗髪は頭皮の乾燥を防ぎながら汚れを落とす
- 枕や帽子など寝具や衣類を清潔に保つ
これだけしても、まだ頭皮臭が治らないとき。
そんなときは皮膚科に行って診察を受けた方がいいかもしれません。
もしかすると『脂漏性皮膚炎』という頭皮の皮膚病の可能性もあります。
(脂漏性皮膚炎:マラセチア菌が増殖しフケやニオイがきつくなる)
もし脂漏性皮膚炎なら皮膚科で抗真菌薬をもらう必要があります。
頭皮臭だけでなくフケが異常にでるなら、皮膚科で診察を受けた方がいいですよ。
【まとめ】頭皮の臭いが治らないときは3つの対策!鉄臭いニオイを元から断つ
今回は頭皮の臭いが治らないときの対処法を見ていきました。
- シャンプーを切り替える 防臭効果と保湿効果があるものが理想
- 過剰な洗髪を避ける ブラッシングと湯洗いで頭皮を乾燥させずに汚れを落とす
- 衣類や寝具を清潔にする
枕はタオルを巻いて2枚重ねにする
帽子は洗いやすい素材(綿)から選ぶ
どんなに頑張って対策をしても頭皮がクサい
そんな悩みを持つと、家でも通勤中でも仕事中でも人の目を気になりますよね?
そんな状態が続くと自分のこともドンドン嫌いになってしまいます。
ニオイを気にしない元通りの生活を送るためにも、3つの対処法を実践して頭皮臭から卒業しませんか?