- 毎年7月ぐらいから頭がクサくなる
- 汗や皮脂で頭皮がベタついて気持ち悪い
- 暑い季節でも頭皮をスッキリさせて、気持ちよく夏を過ごしたい
外出するたびに暑くてダラダラと汗をかいてしまう。
そんな真夏の季節に私を悩ませるのが頭皮臭でした。 周りの人に迷惑をかけているのではないか…
ソワソワしてると緊張でさらに汗がでて臭ってしまいますよね?
今回はそんな夏の頭皮臭を解決する方法をお話しします。
毎年のように夏が近づくにつれ頭皮臭に悩む人生を変えてみませんか?
対策① 夏の汗で頭が臭くなるのを防ぐ!
夏の頭皮臭の大きな原因の一つに『頭皮から出る汗』があります。
太陽の光がダイレクトに当たるので、夏に頭皮から汗が出やすいのは当然。
でも実は汗自体には匂いがほとんど無いって知っていましたか?
汗は99%以上が水なのでほぼ無臭なんです。
でも汗により頭皮が蒸れて雑菌が繁殖すると、ニオイ菌が増えて汗臭になるんですね。
そんな夏の汗による頭皮臭に”外出先”と”自宅”でできる対策を確認しましょう。
①-1 夏は外出中に汗をかいて臭くなる!
外出中にでる頭皮の汗臭対策ですが、2つの方法があります。
まずはなるべく早く汗をふき取ること。
先ほども言った通り、汗自体は無臭なんです。
でも時間が経つにつれて頭皮環境を悪くするのが問題。
だから汗をかいたら、臭う前に拭くというのが効果的な対応。
髪をかき分けた後にハンカチやティッシュを使って頭皮をトントンと叩き汗を吸収していきます。
トイレでやると周囲の目を気にせずに汗をふき取ることができますよ。
もう一つの方法が『頭皮に制汗剤』を使うというもの。
外出して暑くても汗自体をかきにくくするのが目的です。
ただ体に使う制汗剤は頭皮に使うには刺激が強すぎる。
そこで候補になるのが、水を使わずに髪を洗えるドライシャンプーです。
ドライシャンプーの中には汗を抑える作用や、皮脂の分泌を抑制する商品があります。
こういったシャンプーを事前に準備しておくと便利ですね。
私のおすすめはフレッシュケアのドライシャンプーシート
この商品はシートタイプなのでらカバンに入れてもかさばりません。
でもドライシャンプーも連日のように使うと、頭皮には刺激が強すぎます。
できるかぎり汗を早く拭くようにして、デートや会議など大事な用事があるときだけ事前にドライシャンプーを使うと安全です。
- 汗が出たら臭う前にふき取る
- 大事な予定があるときは制汗剤を使う
- ※ 帽子や長髪は蒸れやすいので用心
①-2 夏は家でも汗をかく!枕カバーが頭の臭いに繋がる
自宅でも汗をかきやすいシチュエーションがあります。
それが睡眠中。
起きているときは暑ければクーラーをつけるし、扇風機で涼めますよね?
でも寝てるときは代わりに汗が出て体温調節をします。
特に気を付けたいのは枕カバー。
汗やニオイがベッタリと染み付いた枕カバーを洗わずにいると、枕自体が臭ってきます。
毎日使ってるとニオイに気づきにくいので定期的に洗うクセをつけましょう。
私のおすすめはコットン100%のタオルを枕に巻くという方法です。
これなら枕の匂いが髪につくこともありませんし、タオルを取りかえるだけで洗濯できるのでラク。
枕カバーを毎日洗うのが面倒なら、タオルで2枚重ねにすると効率的ですよ!
- 夏は寝汗をかきやすい
- 枕カバーを毎日洗うのが理想
- 面倒ならタオルを巻くと良い
対策② 夏の頭の臭いは洗髪で解決!夏のしつこい汗と皮脂を落とす
夏の頭皮臭は汗だけが原因ではありません。
皮脂が多く分泌されて、頭皮がベタついたり脂っぽいニオイがすることもありますよね?
実はそういった夏の皮脂の過剰分泌は頭皮の乾燥で悪化するケースが多いんです。
頭皮が乾燥するとバリア機能が低下するので、頭皮に潤いを保とうとして余計に皮脂が分泌されるんですね。
こういった夏に頭皮を乾燥させる原因は2つあります。
②-1 夏特有の乾燥の原因!エアコンや紫外線から頭皮を守ろう
夏特融の刺激としてエアコンと紫外線があります。
クーラーをつけたり除湿をすると空気は乾燥しやすよね?
すると頭皮も乾燥しやすくなります。
この場合は肌を保湿するのと同じように、頭皮も保湿成分があるシャンプーを使いましょう。
また紫外線に関して効果的なのが日傘ですね。
UV化粧水をデリケートな頭皮につけるのは危ないので、日傘や日陰を歩くことが大事になります。
(帽子を被るときは頭が蒸れて臭くならないように注意しましょう。)
②-2 夏だからと洗浄力の強いシャンプーを使わない!
夏にやりがちなのが『スーっとするシャンプー』を使うこと。
毎日暑くてモヤモヤする季節だからといって、メンソール系のシャンプーを選ぶのは危険。
洗浄力が強すぎて頭皮の皮脂を落としすぎて乾燥を招きます。
先ほども言ったようにシャンプーは保湿成分が含まれているモノ。
あとは柿タンニンなど加齢臭の発生を抑える防臭成分が含まれたものが理想ですね。
もし洗浄力が物足りないならブラッシングと湯洗いでカバーしましょう。
お風呂に入る前にブラッシングをして、シャンプーをつける前にお湯だけで頭皮を洗う。
これだけで髪と頭皮の汚れをたくさん落とせるので、洗浄力が強すぎるシャンプーを使う必要がなくなりますよ。
- エアコン対策に保湿成分があるシャンプーを使う
- 紫外線対策で日傘を使う
- メンソール系のスッとするシャンプーは使わない
対策③ 夏だからこそ入浴後は髪を乾かす!夏の蒸れで頭が臭くなる
最後の対策は洗髪後の自然乾燥について。
夏は何もしなくても髪がすぐ自然に乾くので、自然乾燥にしていませんか?
確かに自然乾燥はラクなんですが、頭皮が濡れたままだと雑菌が繁殖しやすくなります。
髪が濡れたまま寝るのも最悪で、枕と密着して蒸れることで臭いやすいんですね。
それに髪が濡れたままだとキューティクルが傷つきやすく、傷ついた箇所にニオイを吸着してしまう。
このように自然乾燥は頭皮や髪の悪臭を招くNG習慣と言えます。
ただこの暑い時期に、ドライヤーを長時間当てるのも憂うつですよね?
そこで短時間で髪を乾かすコツとしてタオルと冷風を活用しましょう。
まずお風呂から上がり体を洗ったあとに乾いたコットンのタオルで髪の水分を吸収します。
頭皮にもタオルとトントンと当てて、水分を吸い取っておきましょう。
つぎにドライヤーを当てるのですが、こまめに冷風に切り替えていきます。
冷風だと夏でもドライヤーを当てるのが苦痛にはなりません。
それに冷風を使うと髪が濡れてる箇所を見つけやすいので、効率的に乾かすことができます。
夏の自然乾燥は頭皮臭を招くので、タオルと冷風で賢く髪を乾かしてみませんか?
- 洗髪後の自然乾燥は頭皮臭を招く
- 綿のタオルで髪と頭皮の水分を吸い取る
- ドライヤーは冷風と熱風を交互に使うことで時短で乾かせる
外出も大丈夫!夏に気になる頭皮臭を卒業する消臭ケア
今回は夏の頭皮臭対策についてお話ししました。
①夏に増える汗への対策
- 汗は臭う前に早く拭きとる
- 大事な予定の前は制汗剤を使う
- 枕カバーはタオルを2枚重ねにして毎日洗う
②夏こそ頭皮の乾燥に注意
- エアコン対策に保湿成分があるシャンプーを使う
- 紫外線対策は日傘がオススメ
- メンソール系より防臭効果があるシャンプーを選ぶ
③暑いとやりがちな自然乾燥
- タオルで頭皮と髪のふき取る
- 冷風にも切り替えて髪を乾かす
夏は汗もかくし頭皮もベタつきやすい。
これは季節的に避けることができません。
でも避けられないからと諦める必要はないんです。
汗と乾燥と自然乾燥に上手くアプローチして、夏を気持ちよく過ごしませんか?