- 冬は汗をかかないのに頭皮が臭う
- モヤっとした脂臭いニオイが充満
- 秋から冬にかけての頭皮臭を卒業したい!
なぜ冬にも頭皮は臭くなりやすいのでしょうか?
『夏⇒暑い⇒汗がでる』こんな流れで汗臭がするのは理解できます。
でも肌寒くなってきた秋から冬にかけても脂っぽいニオイ。
図書館の本やロウソク、鉄みたいなニオイがプ~ンとしてきたんです。
なぜ汗も出ないのに頭皮が臭ってしまうのか?
それには3つの原因がありました。
今回は『冬の頭皮臭ケア』についてお話しします。
夏とは違う頭皮臭の3つの原因と対処法をお話ししますね。
冬に頭皮が臭いのは乾燥が原因!頭皮の保湿ケアが大事
冬に頭が臭ってしまう最大の原因は”頭皮の乾燥”。
頭皮が乾燥すると、私たちの体は『もっと皮脂を出そう!』と指令を出して皮脂量が増える仕組みになっているんですね。
そして過剰に出た皮脂が頭皮に詰まって酸化したり、雑菌が増えて悪臭が生まれてしまいます。
また頭皮が乾燥することでフケが増えるのもニオイの元になります!
フケってタンパク質を含んでいるので、細菌がエサとして食べて増殖しニオイが発生します。
こうしてみると頭皮の乾燥は、頭皮臭が生まれやすい頭皮環境と言えますよね。
そして肌が乾燥しやすい季節が秋や冬。
寒い季節は部屋の湿度も下がりますし、外出中も空気が乾燥しています。
さらにエアコンの暖房も、室内の空気を乾かすキッカケになってしまうんですね。
私の場合は冬に頭皮が乾燥したら、ニオイだけではなくフケも増えてしまいました。
体臭だけじゃなくフケも増えるなんて、周囲の人にバレたら嫌われてしまう。
不安になって、一日に何回も鏡で確認してフケを払っていました。
このように冬の頭皮臭やフケに悩まないために大事になのが、頭皮の保湿を守ること。
頭皮に潤いを保つだけで、私自身もフケや頭皮臭におびえることも無くなりました。
具体的に頭皮の保湿を守るにはシャンプー選びと洗髪のやり方がポイントになってきます。
あなたもこの2つのポイントを守って冬の頭皮トラブルを卒業しませんか?
対策① 冬の頭皮が臭いときのシャンプー選び
頭皮を乾燥から守るために、絶対に避けたいシャンプーがあります。
それが洗浄力が強いシャンプー(高級シャンプーと言われているもの)。
確かに洗浄力が強いシャンプーは頭皮の汚れを簡単に落とせます。
ただ汚れと同時に、必要な皮脂も落としてしまうんですね。
結果として頭皮環境が悪くなり、フケや皮脂量が増えて頭皮臭を招きます。
(頭に痒みやフケ・吹き出物(頭皮ニキビ)があるならシャンプーが合ってない可能性が高いです)
こういった洗浄力が強いシャンプーは、CMが流れているような市販の有名なシャンプーに多いので注意しましょう。
では逆に、どういったシャンプーを選べばいいのか?
それは頭皮を保湿する成分や防臭作用がある成分が含まれたシャンプーです。
保湿成分が多く含まれていれば、頭皮の乾燥も防げますよね?
それに消臭・脱臭効果がある成分が入っていれば、頭皮の臭いへの対策にもなりますよ。
自分の頭皮に合わないシャンプーを使えば、どんなに一生懸命に洗っても効果はないし、むしろ逆効果になるリスクもあります。
頭皮臭のせいで周囲の自然が気になるなら、自分の頭皮環境に合ったシャンプーを選びませんか?
対策② 冬の頭皮のニオイに効く髪の洗い方!冬だからって洗わないのはNG
いくら頭皮臭に合ったシャンプーを選んでも、洗い方が間違ってたら台無しです。
頭皮の乾燥を招く洗い方として多いのが、『シャワーの温度』『強く洗う』の2つですね。
洗顔でも同じですが、熱いお湯を頭皮につけると汚れと一緒に必要な皮脂も流れ落ちてしまいます。
それに臭いが気になるからと擦るように洗ったり、寒いから早く済ませようとゴシゴシ洗うのもダメ。
頭皮が傷つきバリア機能が低下、それにより頭皮の乾燥を招きます。
ではどうすれば冬でも頭皮を乾燥させずに、髪を洗うことができるのか?
頭皮環境を守りながら洗う具体的な手順は次の5ステップです。
- 入浴前にブラッシング 髪についた大きな汚れを落とす
- 38度くらいのお湯で洗う ぬるま湯なら頭皮の乾燥を防げる
- シャンプーを泡立てて頭皮と髪につける 手で泡立てることで頭皮と髪を傷つけない
- 指の腹を使って頭皮を揉むように洗う 余分な皮脂や汚れだけを洗い落とせる
- すすぎ残しがないように、十分にすすぐ 生え際や襟足はすすぎ残しが多いので注意
この手順に沿って髪を洗えば、必要以上に皮脂を失うことなく汚れを落とすことができますよ。
対策③ ドライヤーの乾かし方!熱風の当てすぎは頭皮の乾燥を招く
頭皮が乾燥する原因は洗い方だけではなく、ドライヤーの当て方も関係しています。
冬は寒いからってドライヤーを熱風で頭に当て続けたり、髪に近づけて使っていませんか?
実はこういった熱風も頭皮を乾燥させるので注意しましょう。
さらに熱風を当てすぎると髪のキューティクルも傷つくんですね。
すると傷ついた箇所にニオイ分子が吸着しやすくなり、汗臭や整髪料のニオイが混ざりあう混合臭が生まれます。
ただ難しいのが、逆にドライヤーを使わないで濡れた髪を自然乾燥させるのもアブナイということ。
髪と頭皮を濡らしたまま放置すると、頭皮の湿気が高くなり雑菌が繁殖してニオイ菌が発生します。
熱風の当てすぎも良くない!自然乾燥はもってのほか!
ではどうすればいいかというと、タオルと冷風を併用しましょう。
お風呂上りにいきなりドライヤーを使うのではなく、タオルに髪と頭皮の水分を吸収してもらいます。
これでドライヤーを使う時間を短くすることができます。
そしてドライヤーの熱風を当てるときは、髪と20cmほど離して使うことで髪のダメージを予防。
さらに冷風を使えば髪が乾いてない箇所をすぐ見つかるので、効率的に髪を乾かすことができます。
- タオルで頭皮と髪の水分を吸い取る
- 温風を20cm離して使う
- 冷風に切り替えて乾いてない箇所を見つける
- そこだけまた温風にして髪を乾かす
この手順で頭皮を乾燥させたり、髪を傷めずに乾かすことができますよ。
【補足】頭皮の臭いをごまかす帽子も蒸れると悪臭になる
冬の頭皮臭は乾燥が主な原因となるというお話をしました。
ただもう一つだけ冬に頭皮臭を作る原因になりやすいのが、帽子の使い方。
帽子自体は防寒としても使えるし、ニオイを抑える効果もありますが、使い方を間違えると頭皮臭を悪化させてしまいます。
ポイントは被る時間ですね。
帽子は長時間つけると蒸れて汗をジワッとかいてしまいます。
汗は放置すると雑菌が繁殖し汗臭となるので、ニオイが酷くなるリスクがあるんですね。
こまめに脱いだりして空気を入れ替えて頭皮を清潔に保てば大丈夫です。
ただいくら慎重に使っても、何度もかぶってるとニオイが帽子につきますよね?
そんなときは洗濯して汚れとニオイを洗い流すのが一番ですが、自宅で洗いにくい素材だと大変。
そこで私がオススメするのが、頭皮臭が気になるときに被る帽子を”洗える素材(綿など)”にするという方法。
オシャレをしたい帽子と使い分けることで、簡単に洗えて清潔さを維持するのも楽になります。
このように帽子は周囲にニオイを放出させないグッズとして使えますが、取り扱いには注意が必要。
洗いやすい素材から帽子を選んで、被る時間を短くすれば、頭皮臭に悩むあなたの強い味方になりますよ!
【まとめ】冬の頭皮の臭いは乾燥ケアで撃退!今日から対策を始めよう
今回は冬の頭皮臭についてお話しをしました。
- 冬の頭皮臭は乾燥して皮脂が増えるのが原因
- 洗浄力が強いシャンプーを使わない
⇒保湿成分や防臭効果があるシャンプーを選ぶ - 熱いお湯で髪を洗ったりゴシゴシ洗わない
⇒ぬるま湯の38度でマッサージするようにもみ洗う - ドライヤーの当てすぎは頭皮も乾かしてしまう
⇒ドライヤーの前にタオルで髪の水分を吸収する
⇒冷風と使い分けて効率的に乾かす - ※帽子は洗える素材を頭皮臭対策用を持つ。
被る時間が長くなると蒸れて汗がでるので注意
もしこれらの対策をしても外出中に頭が臭くなったらこちらを参考にしてください↓↓
参考⇒【応急処置】外出中に頭が臭ったとき!周囲にバレるまえの対処法
夏とは違う、冬に頭からモヤっと臭う古臭いニオイ。
真後ろに立たれたら気になるし、エレベーターや電車でクサいか悩んじゃいますよね…
そんな毎日から卒業するために頭皮の乾燥対策を行って、臭いにくい頭皮環境をつくりませんか?