実家暮らしというだけで、幼い印象を持たれて困ったことはありませんか?
子ども扱いされるというか、『一人暮らししてようやく一人前』みたいな風潮ってありますよね。
確かに一人暮らしをしないとわからないこともあるでしょう。
ただ『実家暮らしが全員、幼稚である』という考えは間違っています。
今回は『実家暮らしで幼いと思われる原因やイメージ脱却法』を紹介。
周りから幼稚扱いされてイライラしている人は、そのイメージを覆してみませんか?
実家暮らし=幼い?実際に幼稚な男・女の特徴
まずは実際に実家で暮らしていて精神的に幼稚な人の特徴を見ていきます。
以下の言動をしていたら、周りから幼稚と思われても仕方ありません。
① お金遣いに計画性がない
収入を好き勝手に使っていると幼稚なイメージはついてしまいます。
確かに実家暮らしだと、一人暮らしとは違い家賃など生活費はない分だけ自由にお金を使えます。
でもだからといってブランドや習い事など、自分のためだけに使っていると印象は悪いです。
お小遣いを好きに使えるのは、学生の間だけ。
親への生活費だったり、将来一人暮らしをするときの貯金など、計画性を持って使いたいですね。
同世代で同じくらいの収入なのに、実家暮らしの人が散財している姿を見ると『子供だ』と言われてしまいます。
② 仕事への責任感がない
実家暮らしだと出費が少ない分だけ、仕事への責任感がない人もいます。
ささいな理由でアルバイトを辞めたり、就職してもコロコロと転職したり。
お金の心配が少ないのは実家暮らしのメリットですが、仕事に悪い影響が出るパターンもあるんですね。
夢や目標があって一時的にフリーターをしているなら、実家暮らしはおすすめ。
でも『お金もかからないし』という理由でダラダラ実家に住み続けるのは、周りから幼いと思われます。
参考⋙実家暮らしはフリーターの味方!将来を見据えた選択をしよう
③ 家事力が0のまま
学生のころは親が当たり前のように掃除・洗濯・料理をしてくれていました。
ただその当たり前を社会人になってからも続けていると幼稚イメージが付きます。
『できるけどやらない』のならまだマシ。
でも『全くできない』状態が続けば、それは子供扱いされてしまいます。
解決策としては、休日だけでもいいので親の代わりに自炊を始めること。
親が体調を壊したときなども、サッと料理ができる方が家族の助けになりますよ。
④ 門限など親子関係が変わらない
仕事や家事などスキルだけが幼い印象を与えるわけではありません。
例えばふとした会話で『まだ子供だな』と判断されることもあります。
よくあるパターンは親子関係が子供のときのままの場合。
例えば『親がうるさいからもう帰る』と言ったり、『前に母親が言ってたけど』とか。
会話の中で親が出てくる回数が多いと、親離れできていないなと判断されやすいです。
精神的に自立するのは実家暮らしを続けながらでも可能。
親との関係も今回をキッカケに見直してはいかがでしょうか?
参考⋙実家暮らしだと自立できない?実家住まいで自立心を養う方法
⑤ 『一人暮らしがダメ』論調を振りかざす
実家暮らしでいることにコンプレックスを感じている人がやりがちな言動。
それが『一人暮らしのデメリット』を語りだすというもの。
聞いてもいないのに、『一人暮らしだとお金が使えない』とか『わざわざ一人暮らしする必要がない』など言い出す。
こうやって『実家暮らし最強』と言っていると、自分に言い聞かせているように見られます。
もちろん実家暮らしがダメという風潮は間違っています。
ただそういう固定観念を持っている人がズレているのであって、反論する必要はありません。
『ズレてるなこの人』くらいに思ってスルーしておけばOK。
⑥ 子供部屋おじさんが話題に?アラサーで独身
最近は子供部屋おじさんという言葉が浸透しつつあります。
子供のころの部屋を使って社会人になっても実家を出ない人のことを言うんですね。
これも『実家暮らし=幼い』という考えから来ている言葉。
家族それぞれに事情があるので、一括りにすることは間違っています。
ただ年齢が30歳を超えると、幼いというか自立していない印象は持たれやすいです。
親の介護をしているなど、何か理由がなくて実家に住み年を取ると、幼稚だと思われやすいんですね。
参考⋙実家暮らしは何歳までOK?いつまで実家にいるかの考え方
- お金の使い方が雑
- 仕事をすぐ辞めるなど責任がない
- 家事が一切できない
- 親との関係が子供のときのまま
- 一人暮らしのデメリットを語りだす
- 年齢が進むにつれて幼稚だと思われる
実家暮らしで幼い印象を持たれると厳しい?男と女でイメージは変わるか
『実家暮らし=幼い』と思われても、基本的には放っておいて構いません。
ただ幼稚なイメージがついたままだと厳しい瞬間が1つあります。
それが恋愛。
男女どちらでも実家暮らしだとネガティブなイメージを持たれやすいんですね。
男で実家暮らしはモテない
男性の場合は実家暮らしのままだとモテません。
いくら会話が弾んでも『えっ!実家暮らしなの?』と驚かれます(笑)
30歳を超えると印象が良くなるのは難しいですね。
女の実家暮らしも幼いイメージ
女性の場合も勝手に悪い印象を持たれることがあります。
例えば『お金遣いが荒いんじゃないか』とか『自炊とかできないのか』など。
最初に勝手なイメージを持たれてしまうんですね。
また女性の場合は実家暮らしだと、ダイエットも難しくなります。
親が作った美味しい料理を食べながら痩せるのが厳しいから。
もしお腹周りが気になっているなら、摂取カロリーと消費カロリーを意識したダイエットがおすすめです。
『実家暮らし=幼い』から脱却!幼稚イメージを覆す
最後に実家暮らし=幼いという印象を脱却する方法を考えて行きましょう。
今日からできるものだったり、普段から心掛けていれば周りの評価も変わっていきます。
① お金の管理を始めよう
まずは今日からお金の管理を始めましょう。
浪費を減らして貯金をすれば、将来一人暮らしをするときの資金にもなります。
お金の管理と言っても難しいことはありません。
まずは固定費の削減。
これまでの生活を続けながら出費を減らせないか確認します。
- 格安SIMにする
- 使わないサブスクを解約する
- スタバよりドトール(コーヒーが安い)
次は自動的に貯金が生まれる仕組みを作っていきます。
おすすめなのは貯金用の口座を1つ作ること。
そして給料日の翌日に自動的に貯金用の口座にお金が振り込まれるようにします。
これで勝手に貯金用の口座に毎月お金が貯まっていく仕組みが完成。
余ったお金で来月の給料日まで過ごすという暮らしになります。
お金の管理は今後、絶対に必要なスキルとなります。
実家暮らしの時期は貯金しやすいので、今のうちに貯めておいた方が良いですよ。
② 親への支援を始めよう!親孝行にもなる
親との関係を見直せば、幼稚なイメージも一気に無くなります。
そもそも幼稚とは親に世話をしてもらっているイメージからくるもの。
なので実家暮らしを続けながらでも親への支援を始めれば、そのイメージはなくなります。
- 親に渡す生活費を増やす
- 1年に1度、親を連れて旅行に連れていく
- 親が遠出するときは車を運転する
実家で暮らしながら、親の負担を減らしてあげることはできます。
金銭面でも生活面でも構いません。
両親が少し難しくなっていることを代わりにする。
家族全員が助け合うことで幼稚なイメージも無くなるでしょう。
③ プチ一人暮らしを始めよう
周りからの幼いイメージを覆す手っ取り早い方法は一人暮らしです。
ただ急に一人暮らしをするというのも、土地選びなど迷うことがたくさん。
そこで検討したいのが『短期一人暮らし』です。
例えば以前から住みたい町があったら、実験として数カ月だけ住んでみてはいかがでしょうか?
マンスリーマンションやウィークリーマンションなら短期間だけ借りることができます。
実際に住んでみると、その街のリアルな住み心地を確認できますよね。
将来的に本格的に一人暮らしするときの場所選びにも役立ちます。
実家暮らしは確かにお金や時間が自由に使える暮らしですがデメリットもあるはず。
一人暮らしのメリットを知るためにも、短期一人暮らしは検討する価値がありますよ。
- お金の管理を始める
- 親への支援を増やす
- プチ一人暮らしをする
実家暮らしだから幼いわけではない!ただお金や親との関係を見直すのは大事
実家住まいだからといって幼稚イメージを付けられるのはイライラしますよね。
まあ『実家暮らし全員が幼稚』であるわけもないし、その言葉自体は気にする必要はありません。
ただ今回をキッカケに、お金の使い方や将来の計画を立てることは素晴らしいことです。
少し親に依存しているところはないか?
将来的に一人暮らしするときに、今のままだと大変なところはないか。
このように自分の成長に繋げられないか考えてみませんか?
実家暮らしは明確な夢や目標があれば最強の環境と言えます。
それでもずっと実家暮らしは非現実的なので、将来に備えることは必要なんですね。