実家暮らしでもストレスを感じる瞬間はあります。
一人暮らしでは感じない、親と一緒に暮らすからこそのしんどい状況ってありますよね。
そこで今回は『実家暮らしでストレスを感じる瞬間と対処法』について見ていきます。
それぞれの辛い状況も、今日から対策をすれば快適に過ごせるようになります。
ストレスなく快適に実家で過ごせるように、工夫をしてみませんか?
実家暮らしでストレスを感じる瞬間7選【定番】
実家で暮らしていても、全てが快適と言うわけではありませんよね。
多くの人は次の状況で、ストレスを感じやすいです。
あなたはいくつ当てはまりますか?
辛い瞬間① 生活リズム
実家で暮らしていると、ストレスを感じる瞬間は朝から始まります。
私は出社するギリギリまで寝ていたいタイプなのですが、両親は早起き。
私が設定する目覚まし時計の2時間前には起きて、朝の生活が始まるんですね。
テレビの音や掃除機の音が聞こえて、私は二度寝もできずに睡眠不足になってしまいます。
このように一人暮らしではありえない『生活リズムの不一致』は、実家暮らしならではのストレス。
私の場合は最初は耳栓をして対応していましたが、それでも寝れないので諦めました。
結局、親が寝る時間帯に合わせて寝るように。
そうしないと睡眠時間を確保できなかったからです。
そのおかげで早寝早起きにはなりましたけどね(笑)
辛い瞬間② 親の干渉でプライバシーが無く疲れる
一緒に暮らしていると、どうしても親子関係のストレスが付いて回ります。
部屋の片づけや服の折りたたみ方が違うといった家事の話。
あとは恋人や結婚など、『放っておいてくれ!』と言いたくなることも聞かれます。
このように一人暮らしの人よりも、実家暮らしの方が干渉されやすいのは事実。
対策としては『親の主張は30年前のものだ』と心の中で確認すること。
あとはストレスを吐き出せる友達や場所を作っておくのが効果的です。
親と衝突しても気まずくなるだけなので、上手く聞き流すように心がけていました。
辛い瞬間③ 両親のケンカに巻き込まれる
実家暮らしだと親同士のケンカにも巻き込まれることがあります。
仕事から帰ってきて早く寝たいのに、リビングで口喧嘩が聞こえて来たら私までイライラ。
親同士のケンカの性で食卓も沈黙が流れて、何とか間を取り持つ必要が出てくるんですね。
一人暮らしだと親は勝手にケンカして仲直りしているもの。
ただ実家暮らしだと、親同士の関係性に影響を受けてしまいます。
その間はできるだけ外にいる時間を増やして、家に帰らないというのも選択肢の一つですね。
辛い瞬間④ 周囲の視線を気にして後ろめたい
人間関係のストレスや、親子関係だけではありません。
例えば同僚などと話していても、実家暮らしだと負い目を感じることがあります。
周りのみんなは当たり前のように一人暮らししているのに、自分は実家暮らしのまま。
料理も洗濯も親任せでいる後ろめたさがあるんですね。
誰かに何かを言われなくても、一人暮らしトークの輪に入れないと負い目を感じます。
私はこのストレスに対して、家事力や短期的な一人暮らしで克服しました。
まずは休日に親の代わりに料理や洗濯をすること。
そしてマンスリーマンションで、実験的に一人暮らしをするんです。
いつでも自立できる状態にしておくと、負い目や後ろめたさも無くなりました。
『実家暮らし=ダメ』という考えは間違っています。
ただ一人で暮らしていく力をつけないのは、社会人としては問題。
後ろめたさを感じるときは、それと向き合うチャンスとも言えますね。
辛い瞬間⑤ 苦労知らずと見下される
実家暮らしだと周りに伝えると、一人は『えっ何で!』とビックリします。
そういった人に限って見下してきたり、自立してないレッテルを貼ってくるんですね。
こういった人に対してのストレスは感じて当たり前です。
対応は2つあって、まずはそういった人にできるだけ近づかないこと。
同じ空間にいない・会話をしてもすぐ切り上げる・相手の苦手な人と仲良くなる
このように会話する回数や時間を減らして、ストレスを感じないように工夫します。
もう1つの対応は、図星だった部分を克服すること。
なぜ相手の言葉にイラっとしたかと言えば、心当たりが多少はあったのも事実。
なので料理や洗濯など家事は一通りできるようにする。
または多めに親にお金を渡し経済的に支援をするといった行動をとりましょう。
実家暮らしを親孝行の機会だととらえれば、負い目も無くなります。
辛い瞬間⑥ 恋愛では泊まりデートの言い訳が必要
恋人ができたときは、実家暮らしだと大変なときが多いです。
夕食がいらない理由を作ったり、お泊りするときの言い訳が必要になるから。
親に恋人ができた&別れたという状況を伝えるのが嫌だと、言い訳を考えるのがストレス。
なので私はいつも恋人ができたら、その後に一人暮らしをするようにしています。
恋人と会うことに関しては、実家暮らしはデメリットしかありません。
付き合っているときは一人暮らしを継続。
別れたら契約更新をせずに実家に戻っていました(笑)
親も実家暮らしの時期は仕送りの金額が増えるので歓迎してくれましたね。
辛い瞬間⑦ 実家暮らしだと太る
実家暮らしのメリットは、仕事から帰ってきたら親が料理を作ってくれていること。
何もしないで美味しいご飯を食べることができます。
料理に関してはメリットなのですが、残さずに食べ続けると太りやすいという一面も。
親は思春期の時と同じ感覚で料理を作るので、社会人になると量が多いんですよね。
摂取カロリーは高校時代のままだけど、運動をしないのでその分だけ太るといった感じ。
なのでダイエットが必要になってきます。
- 生活リズムが狂う
- 親の干渉が多くなる
- 両親のケンカに巻き込まれる
- 周りに後ろめたさを感じる
- 見下してくる人がいる
- デートの言い訳が大変
- 太りやすい
実家暮らしでしんどい瞬間とデメリット【ケース別】
次はケースバイケースで実家暮らしのストレスについて見ていきます。
あなたの当てはまる状況と比べてみましょう。
① 大学生が実家暮らしで辛い瞬間
私は実家から徒歩30分の大学に通っていたので、一人暮らしをしませんでした。
親も仕送りをしないでいいので、金銭的には負担が少なかったかもしれません。
ただ自炊など家事力を身につけるのが遅くなったのは事実です。
特に社会人になって、仕事をしながら一人暮らしを始まるのは大変。
学生時代に短期間でも一人暮らしを体験して、一通りの家事を身につけておくべきだったと後悔しています。
あとは先ほども言ったとおり、友達との遊びや恋人との時間が取りづらいですね。
一人暮らしの友達が、当たり前のように友達を家に連れて夜更かしするのを『羨ましい』と眺めていました。
恋人ができたときも、圧倒的に一人暮らししていた方が都合がいいですし。
② 社会人が実家暮らしで辛い瞬間
社会人になると実家暮らしが珍しい存在になります。
周りからもいちいち理由を聞かれて答えることも増えてきます。
親離れできてないと言ってくる、面倒くさい人も出てきます。
最大のデメリットは一人暮らしへの対応力。
学生のときよりも仕事に時間を使うので、社会人になってから一人暮らしする方が適応しにくいんですね。
仕事から帰ってきてクタクタの状態で、慣れない料理や覚えての洗濯をする。
こうなると次の日にも疲れを残してしまいます。
なので私は実家で暮らしているときから、料理や掃除・洗濯を始めることをオススメしています。
実家で暮らしている段階から家事を学んでおけば、一人暮らしを初めてもストレスはありません。
むしろ一人暮らしのメリットばかりを感じるので、超おすすめですよ。
③ シングルマザーが実家暮らしで辛い瞬間
離婚後に実家に出戻りしたシングルマザーの方もストレスを感じるようです。
例えば実家に戻ってきたという申し訳なさや、肩身の狭い思いをすること。
出戻り(シングルマザー)の肩身の狭さ。私は無能なのかと思ってしまう。愛だろ、愛。どうしたら伝わるのだ。
子育ても自立も知らないじーじへの伝え方が私の事試練なのか— vivi (@minahosa) March 15, 2020
また近所の人に説明したり、いろいろ言われることもストレス。
子供の面倒を見ながら仕事をするのは大変です。
なので一時的に実家で暮らして、家事と育児を親に負担してもらうのは必要。
ただ実家暮らしをすれば、メリットばかりといったものではないようですね。
実家暮らしの辛い状況を打ち消すために今日からできること
最後は実家暮らしのストレスを減らす方法について見ていきます。
どれも今日からできること。
何か1つでも良いのでチャレンジしてはいかがでしょうか?
① 負い目はお金で解決できる
実家暮らしをしていることに負い目があってストレスを感じる場合。
このときはお金で解決できなか考えてみましょう。
例えば平均以上の仕送りを親に渡して、金銭面の援助をするなど。
また家の家具や家電を買い直すときも、あなたが買えば感謝されます。
私の家の場合ですが、仕送りを増やしたら親の干渉は減りました。
うるさく言って渡す生活費が減ったら嫌だと思ったのかも(笑)
実家暮らしなら渡す生活費を増やして。、お金は貯まりやすいです。
浪費を見直して、精神的なストレスを解消しましょう。
② いつでも一人暮らしできる状態を作っておく
親の干渉がうざかったり、恋人ができて実家暮らしが窮屈になることはあります。
そんなときにストレスを減らすのが『家事力』
実際に一人暮らしをするかどうかは関係ありません。
『いざとなったらすぐ一人暮らしができる状態』でいるだけで、受け取るストレスは減ります。
なので普段から洗濯や料理などは親の代わりに経験しておくと良いですよ。
掃除や洗濯は1回やれば覚えられます。
料理も10品覚えれば、一人暮らししたときも自炊ができるレベル。
『どんな状況でも実家暮らしを続けないといけない』という我慢だと、ストレスは溜まる一方。
普段から家事力を鍛えておくだけでも、精神的に余裕が生まれます。
実際に一人暮らしを始めるときも、スムーズに話が進んでいきますよ。
③ 家族で助け合うのは大切なことだと再認識する
『実家暮らし=ダメ』という風潮はズレていると私は思います。
家族が一緒にいるなら助け合えるし、寂しさも薄れるから。
最近だと緊急時代宣言で、外に出れない日々が続きましたよね。
家に出れない状態が続いたら、誰だって寂しくなります。
そんな寂しさも、家族がいれば少しはまぎれるはず。
誰かが風邪を引いたら看病できるし、怪我をしたら病院まで送ってあげられる。
助け合える人がそばにいるということは心強い。
ストレスを感じたら、それに代わるメリットも思い出しましょう。
- 負い目は資金援助で解決
- 親といるストレスは一人暮らしの準備で軽減
- 助け合えるというメリットを思い出す
実家ぐらいは楽なことばかりじゃない!暮らし方の工夫は必要
実家暮らしだと楽な面があるのは確かです。
ただ親が近くにいることで感じるストレスも同時にあるんですね。
なので『楽をしているから我慢だ』と自分を抑え込まないようにしましょう。
まずどんなストレスを感じているのかをハッキリさせます。
そしてそのストレスを、どうすれば減らせるのかも一緒に考えていきましょう。
誰かと一緒に住む時点でストレスは0にはなりません。
ただ少しでも減らしていく工夫を続けることで、余計な疲労を感じずに済みますよ。