実家暮らしをしているからといって、親に甘えているというのは暴論です。
基本的に、そう言ってくる人は無視して構いません。
ただ実家暮らしをしていると、親や友人に後ろめたさを感じることもありますよね。
そこで今回は『甘えていると思われる判断基準や対策』についてお話しします。
- 実家暮らし=甘えと言われる理由
- 甘えだと思われない過ごし方
- 甘ったれとマウントとってくる人への対応
これらのポイントを知れば、実家暮らしをすることに対して申し訳なく思うことはなくなります。
目的があったり、親孝行をしていれば、実家暮らしも問題ありませんよ。
実家暮らしが甘えと言われる理由
実家暮らしが甘えと言われる風潮は、どこから来ているのでしょうか?
甘えだと主張してくる人がよく言う3つの理由について見ていきます。
① 実家暮らしだと経済的に援助してもらっていると思われる
実家暮らしをしていると経済的に自立していないという決めつけがあります。
確かにニートや引きこもりだと、経済的に自立しているとは言えないでしょう。
ただ社会人として働いていて、親に生活費を渡しているなら別。
さらに一人暮らしをする生活費分を貯金していれば、文句を言われる筋合いはありません。
一人暮らしをする分の生活費は浮くので、同世代より多めに親にお金を渡すことができます。
多めに渡したとしても貯金もできるので、お金の心配がないのは実家暮らしのメリットですよ。
② 実家暮らしだと家事力がないと思われる
実家暮らしだと料理や洗濯など家事をする必要がないのも、甘えていると思われる原因。
確かに仕事から帰ってくると親が代りに夕食を作ってくれています。
なので自発的に料理を習わないと、そのまま料理ができないのは事実です。
もし後ろめたさがあるなら、休日だけ親の代わりに家族分の料理を作ってはいかがでしょうか?
10品ほど料理を覚えれば、将来的に一人暮らししたときも楽に自炊ができます。
健康面でも将来的にも、料理のレパートリーを持っているとメリットしかありません。
③ 実家暮らしだと親離れできてないと思われる
実家暮らしをしているうちは、精神的に自立していないと思われるかもしれません。
ただ実際に家庭を見てみると、そう言い切れないケースもありますよね。
例えば親の足が悪かったら、自分が買い物などを担当した方が良いです。
職場が実家から近ければ、わざわざ一人暮らしする必要性も低い。
もしあなたの体調が悪いなら、実家で暮らしていた方が病気も回復しやすいでしょう。
このように『実家暮らし=悪』と一括りにはできません。
実家暮らしならではのストレスもありますし。
- 経済的に自立していないと思われる
- 家事力がないと思われる
- 精神的に親離れできていないと思われる
実家暮らしでも甘えにならない過ごし方
実家暮らしで甘えと周りから思われないために、何を心がければいいのでしょうか。
次の3つのポイントを抑えれば、周囲も実家暮らしへの理解は深まります。
それにあなた自身の後ろめたさや負い目も減りますよ。
① 親への経済的な援助をする!感謝をお金に。
実家暮らしをするメリットの1つがお金が貯まりやすいこと。
一人暮らしだと月15万ほどが生活費でなくなりますが、実家暮らしなら固定費は0円です。
そのお金の一部を親に渡してはいかがでしょうか?
自分の部屋の家賃分と食費分、それにプラスして仕送り分を渡します。
親側からすれば毎月入ってくるお金が増えるので助かるのは事実。
同世代よりも多めに仕送りを送っていれば、周りの文句も減ります。
② 休日に親孝行と家事力を身につける
実家暮らしのメリットは子供世代だけではなく、親世代にもあります。
家族でいられる時間は無限ではありません。
休日に親孝行しやすいのは実家暮らしのメリットと言えます。
年を取ると少しずつ行動範囲は狭くなるもの。
なので車を運転して温泉に連れていってあげるとか。
または休日はあなたが家族分のご飯を作るのも良いですね。
先ほども言った通り料理スキルは、将来的に一人暮らししたときに役立ちます。
一人暮らしで年に1回しか帰らない子供より、実家暮らししている方が親孝行はしやすいですよ。
③ 目標などやりたいコトを明確化して期限を決める
実家暮らしをする目的を作るのもおすすめ。
実は私はこの3つ目の過ごし方を徹底していました。
私がやりたかったのは株の資金集め。
株式をやるには少しでも手元にお金が必要だったので、実家暮らしをしていました。
何か夢があったり、お金を貯める理由があるなら、その夢を強く抱きましょう。
それだけで周りから何か言われても気にすることはなくなります。
親に生活費を渡したとしても一人暮らしよりはお金も貯めやすいですし。
【例外】やむを得ない理由で実家暮らししている場合
やむを得ない理由で実家暮らしをしている人も、周りからの声を気にする必要はありません。
- あなたの健康状態が悪化した
- 親の健康状態が悪化した
- 仕事を辞めて再就職を予定している
困ったときに頼れる親がいるのは素晴らしいことです。
一時的な避難場所として実家で暮らすことに、何の問題もありません。
- 同世代より多めに親に仕送りを渡す
- 休日に親孝行や家事をする
- 実家で暮らす目的を作る
- 【例外】やむを得ない理由であれば周囲の声は気にしなくていい
実家暮らしは甘ったれだとマウントを取る人の心理と対応
そもそもどこに住むかは人の勝手なのに、なぜいちいち口を出してくる人が多いのか。
実家暮らしを見下す人の心理とは何なのでしょうか?
① 嫉妬してる説
羨ましいという気持ちから攻撃的な言動をしてくる人がいます。
例えば一人暮らしで自炊をせず外食ばかりしている人。
そんな人にとっては家に帰ったら親が料理を作ってくれている実家暮らしの人にイラっとするかもしれません。
親と仲が悪かったり、愛情をもらえなかった場合も同じ。
一人暮らしができるけど実家で暮らすことを選んだということは親子関係が良い証拠ですよね。
それが羨ましいパターンもあります。
② 優越感を感じたい
常に他人と比べて優越感や劣等感を感じる人は多いです。
そんな人は少しでも有利になれるポジションを見つけたら、すぐに優越感を感じたいために攻撃してきます。
職場の同僚など強制力がなければ、こういった人からは距離を取った方が良いですね。
相手に使う時間がムダなだけです。
③ 反論する言葉を用意しておく
誰かに実家暮らしのことで何かを言われたら、言い返した方がいいケースもあります。
上司など立場が上の人には難しいですが、同じ立場なら可能。
言い返し方をいくつか用意しておきましょう。
- 少しでも親に経済的に支援したいから
- 休日には親の面倒を見ないといけない
- 一人暮らししている人が全員自立しているとは思えない
世の中には実家暮らしに悪いイメージを持ってる人はいます。
その人たち全員を説得したり、その人たち全員から好かれる必要はありません。
もっと多面的に物事を見れる、柔軟な人と仲良くなりましょう。
- 本当は羨ましいと思っている
- とにかく優越感を感じたい
- 【対処法】その人から離れる・言い返す言葉を用意しておく
実家暮らしってそんなに悪い?みっともない行為ではない
実家暮らしが甘えという風潮は間違っています。
それぞれの家庭で何が起こっているかは、外から見てもわかりません。
むしろ実家で暮らすことで親を助けることもできるので、実家暮らし=悪というのは間違い。
ただ実家暮らしだからこそ感じるストレスやしんどい状況もあります。
自炊しないのでダイエットしづらいとかも、実家暮らしならではのデメリットですね。