胃もたれの時に右を下にして寝る

どうやって寝るのがベスト?

  • 寝る前に食べ過ぎて気持ち悪い
  • 最近、胃がもたれて寝れない
  • 毎朝、寝起きに「お腹が張る」感覚がある

そんな症状が続くのは寝る時の体勢に原因があるのかも…

そこで、この記事では 『胃もたれの就寝時の楽な姿勢』

これについて、お話します。

  • 胃もたれにすぐなる
  • 就寝中に吐き気で起きる
  • 起床時に胃がもたれているetc

そういった問題を解消できるヒントをお話しします。

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胃もたれ時の寝る向き!気持ち悪くて寝れないときに消化を助ける体勢

ではさっそく、寝るときに向きをどうしたらいいのか?

それを考えていきましょう。

どうすれば胃もたれを防ぐ、または軽減できるのか?

それを解決するためにはまず胃の形を知る必要があります。

あなたは胃の形がどうなってるか…

簡単にでもイメージできますか?

一般的に胃はこのようになっています↓

胃の形をイラストにした

向かって右が左手、左が右手になります。

胃というのは、このように左に弧を描いた形なんですね。

これを意識すると、胃がもたれる時の楽な姿勢がわかってきます。

それはズバリ!

体の右半身を下にして横になること

胃もたれなら体の右側を下にして寝る

右を下にすることで胃の中に食物が残りにくくなる、胃が十二指腸へ食物を送りやすくなる…といった効果が得られます。

たまに人によって左右逆の場合もありますが、それは非常に稀なケース。

まず試すべきは右を下にして寝ることですね(^^)

【注意】

胃もたれではなく、胸焼けを感じる時は逆に左を下にします。

胃酸が食道に逆流しにくくなるよう、左半身を下にした方が適切です。

症状によってまたはあなた自身で試して、右左を決めていきましょう。

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気持ち悪い・吐き気がするときの寝方!胃もたれ時は枕を高くすると楽な体勢になる

また胃が食物を次の臓器である十二指腸へ送りやすくするには、頭の位置を高くするのも効果的

通常は枕を使って頭を少し高くするだけですよね?

看護師が説明

そこからさらに頭を10cmくらい高くして、リクライニングのように上半身を傾けて寝てみましょう。

僕は、この方法で胃のもたれ感が緩和されたので、個人的にオススメな寝方です。

【注意】

ただ、この寝方は腰痛持ちの人には、オススメできません。

腰に負担がかかるので腰痛の悪化、再発のリスクが高まります。

腰痛もちでない場合も腰がいたいなぁと感じたら、頭の高さを低くして微調整。

自分に合った高さを探しましょう(^^)

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寝る向きなど胃もたれを少しでも軽くするためのポイント

  1. 右半身を下にして寝る
  2. 頭を10cmほど高くして寝る

これで胃もたれが解消されれば素晴らしいのですが、不十分なケースもあります。

なので次からは就寝の前後でできる胃もたれ予防法についてお話ししますね。

腹圧で胃の消化を邪魔してないかチェックする

まず寝方や食後の過ごし方に関する事でお腹に圧力がかからない工夫が重要です。

うつ伏せで寝転んだり猫背で胃を圧迫すると、胃の蠕動運動(消化する動き)を妨げます

「この姿勢は胃を圧迫してないか?」

そんなことを頭の片隅に入れて食後を過ごしてみましょう。

寝るまでの時間はリラックスして消化を助ける

また胃の消化活動を活発にする為に積極的にリラックスするのもアリ!

リラックスすることで消化をつかさどる神経、副交感神経が活発になり消化がスムーズに行われるようになります。

逆に緊張してると消化ができず、胃がキリキリ痛むことがあります。

ストレスで胃が痛むのは主にコレが原因です。

食後は質の高い睡眠の為にも体と心を休めることが大切といえますね

夕食後に、おすすめの行動と控えるべき行動をまとめておきます。

【リラックスできる行動】

  • 深呼吸
  • 足つぼなどのマッサージ
  • ストレッチ
  • 音楽を聴く
  • アロマ

【控えた方がいい行動】

  • スマホをいじる
  • PC画面を見る
  • テレビを寝る直前まで見る
  • お酒(アルコール)をたくさん飲む
  • 寝る前にコーヒー(カフェイン)を飲む

音楽に関しては好きな音楽だと興奮するので、雨音とか森の音など歌詞やメロディがないものがいいですよ。

これが特に良い感じです↓

全て守る必要はありませんが、NG行動はなるべく減らすこと。

そしてオススメ行動は一度、試してみる

それで胃もたれが楽になるか検証してみるといいですよ(^^)

また何を食べるか?もとても大切。

あなたが何気なく食べてるものの中に、胃もたれを誘発するものがあるかもしれません。

それについては以下の記事で書いているので心当たりがある人はチェックしてみては?

記事⇒胃もたれの原因になる食べ物と食べ方

それでも翌朝に胃もたれを感じたら…

もしこれらの改善をしても翌朝、胃がもたれる場合。

そんな時は朝食を抜いた方がいいです。

「朝ごはんは食べないと!」そんなルールはどこにもありません。

朝になっても胃がもたれるということは、あなたの胃は働きすぎて動きが鈍っている証拠

だからその日は食事を抜いて胃を休めてあげましょう。

毎朝、食べるのが健康に良いという風潮がありますが、大切なのは今のあなたの体。

空腹感がなかったり食欲不振なら果物や白湯(お湯)でも構いません。

ルールに縛られずに健康のために柔軟に対応するのが一番です!

朝に胃がもたれる解消法については次の記事で詳しく書いてあります↓

記事⇒朝に胃もたれがある時の解消法と理想の朝食

それでは今回の記事のまとめに入りますね。

【お話しの復習】

  1. 右を下にして横になって寝る
  2. 頭を少し高くする(腰痛に注意)
  3. 食後は腹圧をかけない
  4. 寝る前はリラックスする行動を優先
  5. 胃がもたれてるなら朝食は無理に食べない

寝方一つとっても胃もたれに良い悪いがあります。

何回も言いますがまずは興味本位でもいいので、あなた自身で試してみること。

そして効果があったらぜひ継続して取り組んでください。

次回はつい食べ過ぎた時にすべき胃もたれ予防法についてお話しします。

ついつい食べ過ぎちゃう人は必見です(^^)

記事⇒食べ過ぎた後に実践したい胃もたれ予防

今回の内容は以上となります。

ではさようなら(^^)/

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