肩こりと片頭痛って関係してるのか…
頭がズキンと痛くなる直前に首や肩の張りを感じることが多いんですよね。
頭痛もコリも吐き気に繋がってくるので非常に厄介な存在で困っていました。
今回は【偏頭痛と肩こり】について。
肩こりを楽にしようとする前に確認したい注意点と、肩と首のコリを解消させる3つの方法について私の経験を元にお話しをしていきます。
肩こりを緩和させようと安易に、筋肉をほぐすのは要注意。
タイミングによっては偏頭痛の悪化を招きます。
肩こりと片頭痛、この両方をケアするために今から言うことを確認してみませんか?
肩こりと偏頭痛の関係は?間違った対応は症状の悪化に…
私は最初、肩こりが偏頭痛に繋がってると思ってました。
…というのも順番として「肩こり→頭痛」このパターンだったから。
だから肩こりを解消させれば偏頭痛も治ると思い、鍼や整体など、いろんな方法を試したんですね。
でも改善はせず。肩こりは一時的に良くなってもそれで偏頭痛が減ったわけではありませんでした。
よくよく調べてみれば、それは当たり前で、そもそも偏頭痛の原因は肩こりとは関係がなかったんですね。
そもそも偏頭痛は血管が広がって神経を刺激することで痛みが起きる。
この時に首や肩の筋肉にまで広がる神経が刺激されると片頭痛のタイミングで首や肩が凝るんですね。
要は肩こりで偏頭痛になるのではなくて神経が刺激されて偏頭痛と懲りが出るってこと。
もちろん肩こりが酷かったら接骨院やサロンパスの磁気や温湿布とかいろいろと試して見るのは良いこと。
でも偏頭痛を治すために肩こりを治す …というのは見当違いになります。
逆に肩こりを何とかしようとストレッチしたり、肩や首を温めると血管がさらに広がって頭痛が酷くなってしまうこともありました。
まず優先すべきは頭痛。
頭痛が収まった後に肩こり改善に取り掛かるのが正しい順番になります(^^)
もしかすると偏頭痛じゃないかも?肩こりや首コリがひどいとき
今までの話を聞いて「アレッ。なんか違うかも…」と感じたら頭痛の種類を勘違いしてる可能性があります。
肩こりをストレッチでほぐしたりお風呂で温めて痛みが増すのは偏頭痛。
もしこれらの方法で楽になるなら、その頭痛は緊張性の頭痛かもしれません。
見分け方は難しいのと私の様に両方の頭痛を持つ場合があるので一度、きちんと見極めた方が良いですよ。
痛み方やタイミング、症状によっていろんな見分け方があるので、こちらを参考に↓
間違って認識してると今からやる対処法が逆効果になります。
自分の頭痛のタイプに自信がなかったら一度、サラッと確認しておきましょう。
【重要】先に対処すべきは偏頭痛!肩こりは頭痛が消えてから
肩こりを解消しようとすると肩を温めたり、マッサージでほぐす必要があります。
でもこれらの解消法は偏頭痛の痛みが来てる時にやるのはダメ。
血管を拡張させて神経を刺激し今よりも痛みが悪化するケースがあるんです。
だからまず両方の症状があった時は絶対に偏頭痛の対応から始めた方が良い。
- ロキソニンやバファリンなどの薬を飲む
(妊娠中は産婦人科医の許可を取ってから) - こめかみや後頭部を冷やす
- カフェインを摂る
- まぶしい場所、うるさい場所を離れる
上の4つの方法は偏頭痛への即効性があるので、これらの対処法から始めると効率的ですよ。
詳しくはこちらでまとめてあるので実践してみたい内容を読んでおきましょう。
あとは日頃のケアですね。
疲れやストレスを減らすために睡眠をとったりツボ押しをしたり。
(詳しくは≫偏頭痛持ちが一度は試したいツボ一覧)
食事の見直しが難しいならサプリや漢方薬も方法の一つになります。
これらは即効性はないけど、根本的な体質改善になるのでコツコツと積み上げたいことですね。
もう一度、言いますが肩こり対策は偏頭痛が完全に消えてから。
それを前提として肩こりを緩和させる方法を確認していきましょう。
肩こり解消法で試したいストレッチやヨガについて
肩こり解消法は調べれば調べるほどやり方が出てきますよね?
どれから試せばいいか悩みますが個人的には以下の3つがオススメ。
まずYouTubeでめちゃくちゃ再生されてる、ヨガで肩こりを解消する動画です。
ヨガといっても本格的なものというより初心者でもやりやすいポーズでした。
これをやったあとは肩が軽くなりました。
首コリにも効くと思います。
次は筋膜リリースですね。
金スマで放送され話題になった方法です。
【番組で放送されてた方法】
[Ⅰ]平泳ぎ筋膜リリース
- 椅子に座る。背筋はまっずぐにする。
- そのまま両手を前に出して20秒キープ
- 出した腕の高さを保ったまま両肘を後ろに引いて20秒キープ
- 今度は両肘を固定して手を上げて20秒キープ
[Ⅱ]肩甲骨回転シェー筋膜リリース
- 右腕を頭の上にする。
- 左腕は背中に回して肘を90度の角度にする
- 90度を意識しながら両腕を反時計回りに動かす
- 両腕が止まった場所で20秒キープ
- そのまま右足を交差させる
- 体の右側が伸びてることを確認して20秒キープ
- 姿勢はそのままで首を回し顔を肩に近づけて20秒キープ
[Ⅲ]なんちゃってバレリーナ筋膜リリース
- 右足のつま先に体重をかける
- 右腕の肩を内側にひねりながら腕を上げる
- 左腕は肩を内側へひねりながら腕を下へ伸ばす
- この状態で30秒キープ
- その状態のまま左にひねって30秒キープ
次は肩甲骨はがし。
名前のイメージは怖かったのですが実際のやり方は優しく、自分でも可能でした。
お風呂上りにやると体がポカポカしてその後の寝つきも良かったですね。
あとストレッチ以外では枕と目の疲れにも注目。
私の場合ですが肩や首の凝りが、合ってない枕と目の疲れから来ることが多いんです。
だからハンズにいって枕を選んでもらい仕事の合間に、まぶたを温めて眼精疲労をとる。
これだけで肩こりも軽減されていきました。
このように、あなた自身の肩こりの原因を元から断つという考えもありますよ。
今回は偏頭痛と肩こりの関係について見ました。
次は偏頭痛と食生活の関係を確認。
肩こりがあってもまず優先するのは偏頭痛。
その後、肩こり解消として肩甲骨はがしや筋膜リリースを試してみては?
どちらの症状も慢性化しやすくて精神的にストレスがかかりやすい厄介なもの。
正しい順番で効果的な対処法で2つの症状への悩みを薄くしていきましょう。