ドクンドクンって痛みってことは…
偏頭痛の痛みの特徴に脈打つような痛みがあります。
リズムを打つようにズキンズキンと痛みを繰り返す。
これって血管と連動してるんですよね。
そう意識してから私を苦しめる偏頭痛は血管の拡張が関係してるように思えました。
今回は偏頭痛という痛みを血管から見ていきます。
痛みが悪化する生活上の行動や、痛みを減らせる工夫などを血管という視点から見ていきます。
まずは偏頭痛の原因として有力な説を確認してみますね。
偏頭痛は血管の拡張や収縮が原因?有力な説のなかに…
片頭痛のハッキリとした原因は今のところ明らかになっていません。
でも有力な説というものはあって、その中の一つに『血管の拡張』が関係しているというものを見つけました。
血管が広がることでその周りにある三叉神経を刺激。
すると三叉神経が痛みを感じる神経ペプチドを放出し、それで頭痛になるという説です。
これならドクドクというリズムで頭痛がくる理由も納得できますよね。
そこで今度は血管を広げるキッカケ、これを見ていくことにします。
血管を広げるNG習慣を”偏頭痛日記”から探して見た
血管が拡張することが偏頭痛の原因である可能性が高い。
…というのはわかりました。
そこで次は私がつけている偏頭痛日記を血管の広がりという視点で振り返って、どれが原因かを見つけることにしました。
※偏頭痛日記って?
食事や仕事量、睡眠時間と
偏頭痛のタイミングを書いた日記。1日3行くらいの箇条書きで
偏頭痛を治すためにつけてます。(自分だけが当てはまる
偏頭痛の原因を探せるのでオススメ)
まず見つかったのがお風呂。
これが血管の拡張と関係ありそう。
特に湯船に浸かると偏頭痛が酷い傾向があったのです。
これはお湯で血流が良くなるから…と考えられますよね。
(40℃以下に設定するのがオススメ)
血行が良くなることといえばマッサージも当てはまりそうです。
疲れを取るマッサージはOKですが、頭痛があるときに頭皮をほぐすと痛みが悪化することが多かったです。
同じ理由でストレッチや運動も要注意。
これも普段からやるのはOKですが、症状がある時に首や肩を回すのは控えましょう。
食生活で気をつけたいのはお酒やポリフェノールですね。
お酒は飲み過ぎると血行が良くなるのはわかると思います。
(二日酔いの頭痛とは別ですよ)
ただポリフェノールも忘れてはイケナイ。
血管を拡張させる作用があるので偏頭痛持ちなら避けた方が無難です。
具体的には飲み物なら赤ワイン、食べ物ならチョコなどですね。
一生我慢するというよりは「なんか頭痛が来そうだな」という時期に避けてみることから始めましょう。
また偏頭痛と食べ物に関してはこちらに詳しくまとめてあります。
血管の拡張というと熱で温める以外でも、いろいろとキッカケがありました。
あなたの片頭痛のキッカケ、これを血管という視点から思い出すと新しい発見があるかもしれませんね。
偏頭痛の対策!血管を広げない、元に戻すために出来ること
先ほどは血管が広がったり血行が良くなる行動を見ていきました。
ただ偏頭痛が実際に起こった時は『逆』
つまり血管を収縮させる対応をすれば痛みも軽減しやすいということ。
そこで真っ先に思い浮かぶのが頭を冷やすという対策です。
こめかみや首、額などを冷やして血管を元に戻す助けをします。
あと血管を収縮させる作用がある、カフェインを摂るのも効果的ですね。
コーヒーや紅茶、緑茶を飲むと初期の片頭痛に効果があると言われています。
(個人的には軽い頭痛なら効くかなって感じ。)
薬だけでは効果を感じかなったり、手元に薬がない時に片頭痛が来たら血管の収縮を参考に対策を練りましょう。
ちなみに私がよくやる対策は手で金属を握った後に頭に手を当てて冷やすという方法。
金属はいつでも冷たいので手を金属で冷やしてから当てましょう。
(仕事や会議中はコレでしのいでます。)
参考までに血管の収縮以外の片頭痛の治し方についてはこちらの記事にまとめてあります。
今回は偏頭痛の原因や対策を血管という視点で見ていきました。
片頭痛のキッカケは個人差があるので一度『血管』に注目して振り返ってみては?
自分のキッカケを見つけて偏頭痛を遠ざける生活を送りましょう。