「ズキッ!」きっと雨が降ってるんだな…
寝起きや朝に頭がズキッと痛んだ時、私は雨が降ってる(もうすぐ振る)ことがわかります。
古傷が傷むとか膝の関節が傷むとか、そういう人もいますよね。
それの頭痛バージョンです( 一一)
これは低気圧頭痛とも言って天気予報よりも当たるレベルなのにハッキリとした原因はまだ明らかではありません。
『雨、曇り=頭痛』このルールが頭の中にあると頭痛が無くても雨が降ったら不安感に襲われます。
明日の天気予報が雨だった時も「発作が来るのでは?」と寝るのが怖くなっちゃうんですよね。。
今回は 『偏頭痛と天気の関係』
低気圧の頭痛の治し方や天気が悪い時にやるべき予防法など天候に左右されない工夫をお話しします。
頭痛アプリや他の予兆などを上手く役立てて頭痛を遠ざけていきませんか?
梅雨など季節の変わり目に偏頭痛が?気圧とは関係ないの?
なぜ雨や曇り、台風など気圧が下がると頭痛が起こりやすくなるのでしょうか?
その理由はハッキリ解明されてませんが「おそらくこうだろう」という仮説はあります。
そもそも気圧とは空気の圧力のこと。
大気の重さが地面にかかる圧力のことです。
気圧が下がるということは地面にかかる圧力が弱くなるということ。
だから私たちの体にかかる圧力も弱くなります。
すると脳の血管への圧力も弱まり結果として血管が広がりやすくなる。
そして血管周辺の神経を刺激することで痛みとなり頭痛になるんですね。
他にも低気圧によって自律神経が乱れて 血管が拡張するなどという説もありますが
『低気圧=頭痛』に関連性があるという事実には変わりません。
ここでのポイントは天気と上手く付き合うコト。
天候が悪い時に早めに頭痛への対処をする。
まだ頭が痛くないなら予防・準備をしておく。
これが生活への影響を減らす為に大事なコトです。
天候以外の偏頭痛の前兆についても知っておくと、この予防や応急処置がスムーズに出来るのでそちらも確認しておくと良いですよ。
気圧が低いと偏頭痛が起きるのはなぜ?私の対策
基本的に天候が悪化した頭痛は原因を取り除くことは不可能です。
(天気を変えるのは人間にはムリ)
そこで私が心掛けているのが①天気以外の症状を悪化させる原因に気を付ける②応急処置で痛みを減らす。
いつも天気が悪くなると頭が痛いという場合は今から言うことを心掛けるだけでも雨の日に過ごしやすくなりますよ。
①天気以外で頭痛を悪化させる原因を取り除く
大前提として今以上に痛くさせないコト。
その為に偏頭痛の原因に気を付けましょう。
たとえば体を動かしたり 頭を動かしたりする行動はNG。
頭の血管を広げるキッカケになるので、なるべく安静に運動は避けておきます。
それと同じような理由でお風呂に入ったり、 お酒を飲むのも辞めた方が良いですね。
(頭を温めるのもダメ!)
あと五感が敏感になるので匂いがキツイ場所を避けたり、うるさい場所から距離をとるのも大事。
感覚が過敏になってしまうので静かな場所でジッとしておくのが一番。
- 体を動かさない
- お酒は飲まない
- 五感が働くような場所は行かない
この3つを出来る範囲でやることで痛みを無駄に酷くさせることは無くなります。
②偏頭痛の痛みを減らす為の応急処置
悪化の原因を避けたあとは、痛みを減らす為の工夫をしていきます。
痛みが小さい場合、頭痛が起きてすぐの場合で効果が期待できるのがカフェインの摂取。
カフェインは血管を収縮させる作用があるので、コーヒーや紅茶を飲むのがオススメです。
※ 痛みが酷い時は飲まない様に!
ただ偏頭痛の痛みが酷い時は
カフェインを摂るのは辞めましょう。
逆に痛みが悪化するケースがあるので
軽症、初期段階の時だけ役立つ方法です。
あと個人的に助かってる方法が『冷やす』ですね。
痛む箇所とその周辺を冷やすことで血管を収縮させることができます。
カフェインを含む冷たい飲み物を買えば冷やせるしカフェインを摂れるので一石二鳥。
冷やし方やタイミングについては以前の記事に詳しく書いてます。
※ マグネシウムは取る必要はない?
あと偏頭痛の対策として
神経を鎮めるマグネシウムを取るのは有名ですが
今回は効果がありません。
口から入れたマグネシウムが
すぐ頭痛に効くわけじゃないからです。
日頃から不足しない様に摂れば
片頭痛の緩和や予防に役立ちますが
即効性はないのでご注意を!
次の日が雨(低気圧)と知った時に私がやる”偏頭痛への対処法”
これまでは天気が悪くなって頭痛がした時の対応についてでしたが、次は「明日、天気が悪い」と知った時。
その時にやっておいた方が良い予防法について一緒に考えていきましょう。
やったからと言って絶対に頭痛は防げませんが痛みが減ったり痛む期間が短くなる気がしてます。
私個人が普段からやってる”おまじない”レベルの家庭医学です。
まずスマホの設定をイジる。
液晶の画面を暗くしたり、ブルーライトカットのアプリを入れて目の負担を減らしていきます。
それと睡眠時間の確保も心がけてますね。
不眠や寝不足は頭痛の元になるので、前日に朝の準備をして置いて(頭痛薬も常備)
いつもより長く寝て、ゆっくり起きるようにしてます。
そして出勤の時は満員電車のイライラを減らす。
満員電車はストレス、雑音、ニオイの三重苦なので、なるべく座ってスペースを確保したり最低でも端っこに立って混雑を減らします。
私は普段から頭痛日記を付けているので、自分の頭痛のキッカケを把握した上でこのような事前準備をして備えてます。
今話した内容が役に立つかわわかりませんが、日記を付けて置けば天気が悪い時に対処すると
未然に偏頭痛を防げたり痛みも軽く済ませられることが多いですよ。
偏頭痛のための気圧アプリは便利だけどデメリットも?
あと偏頭痛のアプリとして有名なのが「頭痛-る」というアプリになります。
その日の体調を記録したり低気圧の情報を教えてくれるアプリ。
これは確かに便利なんですがデメリットもあるんですね。
それが予期不安です。
私の場合は特にですが、天気が悪いからと言って100%頭痛になるわけじゃありません。
体調がすぐれない時期は高確率ですがしっかり休めている期間は50~60%くらい。
そんな時に先に予報で低気圧を知ると 「頭痛が怖い」と予期不安に襲われるんですね。
だから私は便利なのは知っているけど、こういうアプリは使用していません。
天気予報だけ見て備えてマス。
もちろん、より詳しく知りたいならこういうアプリはとても役立ちますが必ずスマホに入れべき!ということもない。
今回は偏頭痛と天気の関係と頭痛への対策を見ていきました。
- 天候以外の頭痛の悪化を招く原因を防ぐ
- 応急処置で痛みを減らす
- 天気予報で明日に備える
- アプリの使用は個人で判断を。
今回、話した内容が同じ偏頭痛持ちの、あなたの役に立てばうれしいです。
次は偏頭痛の対策について私が心掛けてることをまとめました。
天気を変えることはできませんが上手く付き合うことは可能。
実生活への影響を減らす為の工夫を今日から始めてみてはいかがですか?