- ドライヤーの風が焦げ臭くて変なニオイ
- これって頭皮や髪がクサいってこと?
育毛シャンプーを使って、しっかり頭皮も洗った。
それなのに髪の毛をドライヤーで乾かしている段階で、もうすでに髪が臭う。
こんなときは以下の3つの原因が考えられます。
誰かに気づかれる前に1つずつ当てはまってないか確認していきましょう。
原因① 髪の毛がドライヤーを当てて臭い!まずドライヤーを疑う
一番最初に確認したいのがドライヤーにこびりついたホコリの臭いです。
いくら頭皮臭をケアしても、ドライヤーの風が臭かったら意味ないですよね?
それに髪はニオイ分子を吸着しやすいので、ドライヤーのニオイも引っ付いて髪も臭くなってしまいます。
ドライヤーの風がホコリ臭いときや、ホコリが焦げた匂いがすると疑った方が良いです。
扇風機で髪を乾かしたときは臭わないのに、ドライヤーで乾かすと臭いと可能性大ですね。
ドライヤーを分解してホコリや汚れがフィルターに詰まってないかチェックしましょう。
もしドライヤーに問題がないなら、頭皮臭が頭から発生している可能性が高いです
これに当てはまるならドライヤーではなく体臭が原因。
当てはまっていないなら、ドライヤーの次の2つの原因を見ていきましょう。
ドライヤー中の臭いを消す方法!掃除のコツと買い替え時
ドライヤーが臭いときの対処法は2つ。
掃除するか買い替えるかです。
掃除をするときはまず、ドライヤーのフィルターやカバーを外してください。
最初は綿棒や乾いた歯ブラシでフィルターや送付口の大きな汚れをとっていきます。
綿棒の場合は少しだけ湿らせるとホコリが引っ付きやすくなります。
ホコリはすべて取らなくてもOK。
綿棒で拭いてる間にまとまったホコリは、ドライヤーを大風量にすれば飛んでいきます。
もしホコリを飛ばすのが嫌なら掃除機のハンディを使いましょう。
掃除機のノズルをとってドライヤーに溜まったホコリを吸い取ります。
(※最初から掃除機を使っても効果薄。綿棒でホコリを一か所に集めて置いたほうが一気にキレイにできます)
拭き終わったら最後は保管場所ですね。
ドライヤーの口を上向きにしてるとホコリがまた溜まってしまいます。
送付口を水平にして、普段あまり開け閉めしない棚に入れておくとホコリが溜まりにくいですよ。
もしドライヤーのホコリをとっても臭いとき、もしくは掃除するのが面倒なときは買い替えるのがベスト!
私のおすすめはPanasonicのナノケアドライヤーやシャープのプラズマクラスタードライヤー。
この2つのドライヤーは頭皮のうるおいを保ちつつ髪を乾かせるので、頭皮の乾燥で皮脂が増えるリスクも低いです。
原因② 間違った洗髪がドライヤー中の髪の臭いに繋がる
ドライヤーに異常がなければ、洗髪に問題がないか確認しましょう。
洗い方では『頭皮の脂(皮脂)や汚れを落とせているか』が大切です。
頭は体の他の部位と比べても皮脂量が多いと言われています。
その皮脂を洗い落とせていないと、頭皮に残ったまま皮脂が酸化。
これが脂臭いニオイになり、ドライヤーの風に乗って拡散してしまうんです。
『じゃあ皮脂をしっかり洗い流せるシャンプーを使おう』
そう思って洗浄力が強いシャンプーを使うのは危険!!
なぜなら洗浄力が強いシャンプーを使うと、頭皮の皮脂を落とすと同時に頭皮を乾燥させてしまいます。
肌が乾燥すると体は『じゃあ皮脂を出そう』と判断し皮脂量が増加。
今よりも頭皮の皮脂量が増えてしまい、臭いやすい頭皮環境をつくってしまいます。
通勤中の満員電車に乗りづらくなったり、社内で隣に座る女性社員に心の中で『臭い』と思われかねません。
だからシャンプーは市販のように洗浄力が強すぎるものは使わないこと。
洗い方を工夫すれば、余分な皮脂をきっちり落とすことができますよ。
頭皮臭を防ぐための洗髪と正しいドライヤーの当て方
頭皮の余分な皮脂だけを落とすには正しい洗い方を実践することが大事です。
そのためにまずは洗髪前に髪をブラッシングして大きな汚れを先に取っておきましょう。
(シャンプーの泡立ちも良くなりますよ)
そして髪を水で十分に濡らしてからシャンプーで洗っていきます。
爪を立てないように指の腹を使って円を描くように皮脂を落としていくのがポイント。
ドライヤーをしてる時に臭うなら、特に頭頂部や後頭部(耳の裏も含め)を入念に洗いましょう。
頭頂部はとくに皮脂量が多い箇所で、後頭部は洗い忘れが多い箇所です。
この2か所を洗えば、皮脂の洗い残しを防げて臭いにくくなりますよ。
そして最後にシャンプーを全て洗い落とすために、すすぎを行います。
お湯が熱すぎると頭皮の乾燥を招くので38℃くらいが理想です。
もしこれでも物足りなかったり、より徹底的にケアしたいときは頭皮臭の専用のシャンプーを使いましょう。
柿タンニンや茶エキスなど脱臭や防臭効果がある成分が含まれたシャンプーを使えば、周りの視線に怖がることもなくなりますよ。
原因③ドライヤーの当てすぎで焦げ臭い!乾かしすぎは地肌にダメージ
最後に考えられる原因はドライヤーの当て方に偏りがあるかどうか。
近距離で1箇所に集中的に当てていると髪が焦げてニオイがします。
(やけどリスクもありますしね)
逆に乾かせてない箇所があると、蒸れ雑菌が繁殖し雑巾みたいなニオイがします。
それに塗れた髪はニオイ分子を吸着しやすいので、ホコリや料理のニオイと引っ付き混合臭になる。
ドライヤーを上手に使ってムラなく乾かせば、こういったニオイが出ることはありません。
正しいドライヤーのかけ方!タオル&冷風で半乾きによる生乾き臭も防ぐ
ではドライヤーはどう使うのが正解なのか?
正しい使い方の最初のステップはタオルにあります。
ドライヤーを長時間当てていると、頭皮の乾燥を招いて皮脂量が増えて脂臭い元になってしまう。
だからそれを防ぐために、タオルで髪の毛と頭皮に着いた大まかな水分を吸い取ってあげるんです。
ゴシゴシ洗うと髪はキューティクルが傷つくので注意。
キューティクルが傷つくと、そこにニオイ分子が引っ付いてしまいます。
だから頭皮をポンポンと叩いたり、髪をタオルで包んで水分をとっていきます。
次にドライヤーを当てるのですが、ここで注意したいのは距離感。
ドライヤーは20cmくらい間隔を空けないと熱風が頭皮や髪の刺激に繋がります。
なので20cmの間隔をあけて、髪の根元から毛先の流れにそってドライヤーを当てていきましょう。
これで頭皮の乾燥や髪のキューティクルを傷つけることなく髪を乾かすことができます。
ただこれだけ優しく洗っていたら、半乾きの箇所があるかもしれません。
半乾きを放置すると、そこで雑菌が繁殖し洗濯物の生乾きみたいなニオイがしてしまいます。
そうならないために即効で乾いてない箇所を見つけるのが『冷風を当てる』という方法。
温風だと髪が温かくなって気づかない”乾いてない箇所”も冷風なら一瞬でわかります。
半乾きを見つけたら、そこだけまた温風で髪を乾かしていきます。
このように温風と冷風を切り替えて使うことで頭皮に優しく髪を乾かすことができますよ。
正しくドライヤーを当てて、髪の毛の匂いをブロック!
今回はドライヤーを当てたときに臭う頭皮臭の原因と対処法をお話ししました。
原因①ドライバー自体がクサい
- フィルターや送付口のホコリをとる
- 掃除機でホコリを吸い取る
原因②頭頂部や後頭部の皮脂が洗えていない
- ブラッシングをしてから洗う
- 洗うときは指の腹を使って頭皮の乾燥に気をつける
※それでも臭うなら頭皮臭シャンプーを使う
原因③ドライバーの使い方が間違っている
- タオルで水気を吸う
- 温風を頭皮から毛先へと当てていく
- 冷風で乾かせてない箇所を見つけて再度温風
この対処法をすることで、ドライヤー使用時の『モヤっとしたニオイ』に悩むことは無くなります。
ただ年齢による加齢臭だったり、日中に頭皮臭が気になるときは専用のシャンプーを使った方が安心ですよ。
せっかく仕事から帰ってきたのに入浴後にニオイに気を取られるのはシンドイですよね。
今回話した内容を実践してドライヤー使用時のニオイから解放されませんか?