ヤバい!また食べ過ぎた!(>_<)
お酒の付き合いや飲み会で盛り上がり、焼肉や天ぷらなどの揚げ物をつい食べ過ぎちゃったりしませんか?
年をとるたびに胃もたれしやすい、そうわかってても飲みすぎや食べ過ぎちゃう日もあります…
そこで、今回お話しするのは 『食べ過ぎた日の胃もたれ予防法』
- 最近、消化不良にすぐなる
- 二日酔い、胃もたれのダブルパンチは避けたい
- 胃痛やお腹が張るのは気持ち悪い
このような悩みをもつあなたにぜひとも役立つ内容となっています。
全部で予防する方法は10個。
納得できるものだけでも生活に取り入れてもらえれば嬉しいです。
① 胃もたれを予防!食後はなるべく動かないで消化に専念させる
まずは、ついつい食べ過ぎた直後からできる、胃もたれ予防についてお話ししていきますね。
一つ目は運動について。
僕たちの体は食事をしたあと胃に血液が集まるようになっています。
もちろんそれは、食べた物を胃でキチンと消化する為ですよね?
(ここでちゃんと消化しきらないと、胃に食物が溜まったままになりそれが『胃が重い』って感覚に繋がります。)
ではもし、食後スグに運動したり体を動かしたら、どうなるでしょうか?
胃に集めたいはずの血液が手足に流れ消化活動に専念できなくなります。
これは胃もたれや胃痛の典型的な原因の一つ。
だから夕食後にウォーキングやランニングを習慣としててもこの日は辞めときましょう。
食べ過ぎた日は、その分体が消化を優先すべき状態。
食後は、なるべく動かない。
文字通りの牛になって頭も使わずにぼーっとするのが一番です。
② 食後に胃もたれを防ぐ!横向きでお腹に圧力をかけない体勢をとる
食後スグにデスクワークで仕事をしたり椅子に座ってスマホやテレビを見るのはオススメしません。
なぜなら背中を曲げることでお腹を丸めてしまうからです。
さっきも言いましたが食後は胃が消化をしている段階。
胃は食物を消化しつつ腸へ消化した物を送る運動もしています。
(蠕動運動と言います。)
ただ、この運動は背中を丸めたりお腹に圧力をかけると動きが制限されてしまう。
だから食後に背中をまるめる姿勢はあまりオススメできません。
(胸焼けの症状があるならなおさら胃酸が逆流しやすくなって症状が悪化してしまいます)
なので、それを踏まえると横向きで寝るのが良いです。
横向きになるとお腹への圧力が減り消化しやすくなりますよ。
特に右を下にして横になると胃の中の食物が腸へ送りやすくなるのでできれば右を下にしましょう。
(胸焼けの場合は逆に左を下にして横になった方がいいです。)
寝る時の姿勢については別の記事でまとめています。
③ 胃もたれしない方法に”手当て”!『さする』民間療法の効果
ぼーっとしてる間でも何かしたい!
そんな時は手でお腹を軽くさすってみては?
ただの気休めと思いがちですが、さするっていう行為はなかなか侮れませんよ(^^)
もともと手当てするという言葉は不快な症状がある場所を手で当てることから語源がきていると言われています。
昔の人は実際に不調を感じた時に手で当てて治していたんです。
手当てをすることで手のひらの温かさが胃に血流を集め あなたを苦しめる胃もたれから遠ざけてくれる。
冷え性なら辞めといた方がいいですが、手のひらをお腹に軽く当ててさっき言った通り動かずぼーっとしましょう。
④ 胃もたれを防ぐ薬や漢方を飲んでみる
胃がもたれるという症状は身近すぎて意外と、胃薬や漢方を飲んでない人が多いようです。
ずーっと飲み続ける必要はなく食べ過ぎた日やストレスで消化不良になりがちな期間だけ服用するのは非常に有効です。
何科に行けばいいかというと出来れば胃腸科、なければ内科。
どういった時に胃がもたれるかを伝えれば、医師から頓服薬として使える薬をもらえます。
もし病院へ行く時間がなければ、ドラックストアで薬剤師さんに相談して市販薬を持っておくのもいいですよ!
ちなみに僕の場合はガスモチンと六君子湯でした。
これが効果あるんですよね(^^)
今でも、お守りとして寝室の近くに2つの薬を常備。
『あ!もたれるかも…』って日はあらかじめ飲んでいます。
⑤ 胃に負担がかからない飲み物!喉が渇いたら何を飲む?
次は食べ過ぎた後に喉が渇いた時、水分補給は何でとればいいのでしょうか?
なるべく胃に負担をかけないもの、 そして胃を冷やさない飲み物を選びましょう。
その他にも飲まない方が良いのが炭酸水や酸っぱいもの、牛乳。
個人的には温かいお茶を選んだ方がいいと思います。
カフェインが含まれているかどうかで、飲むタイミングが変わってくるので注意です。
この辺については下の記事で詳しく説明しているので興味があったらぜひ読んでみてください。
⑥ 胃もたれしない入浴法!消化を助け副交感神経を優位にする
次はお風呂の入り方について。
お風呂は基本的に2種類の入り方があります。
一つは熱いお湯に短時間、入る方法。
もう一つはぬるいお湯に長時間、入る方法。
なぜこの2種類の方法があるかというと、それは自律神経という神経が関係しています。
自律神経というのは名前の通り自立してる神経のこと。
呼吸や発汗、消化など僕たちがコントロールしなくても、勝手に働いてくれるのはこの自律神経があるから。
そして、この自律神経には活動時に優位になる交感神経と休息時に優位になる副交感神経があります。
オンオフのスイッチとよく言いますが、オンが交感神経、オフが副交感神経です。
食事を消化するのはこの2つの内の副交感神経。
こっちの神経が仕切っています。
だからお風呂でも副交感神経が、優位になるような入浴方法をとれば胃の消化力を高めることが可能。
先ほどのお風呂の入り方の内ぬるま湯で長時間はいる入り方が副交感神経を高めてくれます。
なので胃がもたれるかもしれない時は食後2~3時間、空けてからぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。
体を心から温めることで胃に優しい環境が作れます。
【注意】
お風呂は入る時間帯に注意が必要。
食後すぐに入ると胃に集めたい血液が体中に分散されます。
これも運動と同じ理由で食後から時間を空けて(2、3時間) 入浴するのが無難です。
⑦ 胃もたれ予防につながる夜の過ごし方!入浴後は胃を『冷やさない』
お風呂で体を暖めた後は体を(特に胃を)冷やさない配慮がいります。
お風呂上りにコーラ飲んだりアイスを食べると胃が冷えてしまいます。
(果物も冷えるのでたくさん食べるのはNG)
そもそも食べ過ぎた後は胃に負担をかけないようにしたい。
これ以上、食べる事自体を辞めましょうね(;´・ω・)
⑧ 胃もたれを予防するツボをグリグリ刺激する!
胃がもたれる時にツボ押しが有効なのですが、特にお風呂上りから寝るまでの間が効果的です。
(これは証拠があるというより経験論です。)
胃もたれ用のツボを押しておくと、次の日にもたれる可能性が減るので知っておいて損はありません。
●内関(ないかん):
手のひら側の手首の横しわの中央から、
ひじに向かって指3本分上にあがったところにあるツボです。
胃もたれや食欲不振、軟便など、消化器系の疾患に効きます。●足三里(あしさんり):
ひざのお皿の下にある外側のくぼみから指4本分下、
すねの骨の外側の縁にあるツボで、
胃もたれや食欲不振、胃痛、嘔吐などの消化器系疾患の改善のほかに、
血行を促進する効果もあります。●陽陵泉(ようりょうせん):
膝の下のやや外側にある丸く出っ張った骨の
下から少し前よりにあるくぼみです。胃もたれや胃痛などに効きます。●胃兪(いゆ):
背中にあるツボでウエストの1番細いところから、
指2本分上の高さ、背骨から指2本分外側にあります。
へその高さで腰に手を置いたときに、
自然に親指が届くところにあるツボなので、そのまま親指で押します。
胃の疾患や坐骨神経痛などに効きます。●中脘(ちゅうかん):
引用元 https://www.skincare-univ.com/article/009384/
腹部の中心線上にあるツボでへそとみぞおちの中間にあります。食後に中脘を指圧するときは、ツボに中指の腹が当たるように3本の指を当て、軽く押しながら、ツボの周りをマッサージするようにさすると良いようです。
ついつい食べ過ぎた日はこれらのツボを押して胃もたれ予防に努めましょう。
⑨ 睡眠中は右半身を下にして胃もたれを防ぐ
- お風呂に入る
- ツボを押す
そのあとに眠るのですが、この時も体勢を工夫するといいですよ!
先ほど、食後は右を下にして横になった方が良いと言いましたがそれは寝る向きの時も同じ(^^)
それ以外に楽な寝方があなたなりにあれば別ですが無ければ右を下にして寝てみてください。
⑩ 翌朝の朝食は無理して食べなくていい
最後のチェックポイントは翌日の朝ごはん。
食べ過ぎた日の次の朝は何を食べればいいのでしょうか?
もし、あなたの胃がもたれてるなら何も食べない、食事を抜きましょう。
胃がもたれてるのは昨日の食べ過ぎで胃が疲れてる証拠。
なので朝食は抜いて胃を休ませてあげてください。
もし、①から⑨を実践して胃もたれを予防できたとしてもなるべく消化に良いものがオススメ。
うどんやおかゆなど温かくて胃に優しい献立が良い。
間違っても胃を荒らすものは控えてくださいね(`・ω・´)
(コーヒー、酵素ドリンク生サラダや刺身など)
僕が提案する胃もたれ予防法は以上となります。
【今日のおさらい】
- 食後はなるべく動かない
- 右を下にして横向きになる
- 暖かい手のひらをお腹に軽く当てる
- 薬や漢方を事前に準備しておく
- 飲み物は温かくて胃に優しいもの
- お風呂はぬるま湯でゆっくり入る
- アイスやジュースで胃を冷やさない
- ツボを押して胃を刺激する
- 寝る時も右を下にして寝る
- 朝食は抜く、または消化の良いもの
今日、あなたにお話しした内容で少しでもあなたの胃の不調が予防、改善できることを願っています。
これで今回のテーマは以上となります。
それではまた(^^)/