- 最近、夕方になると頭から油っぽいニオイがする
- 職場で隣に座る女の子にクサいって思われてないか心配
- 帰宅中の電車でも気になって席に座れない
毎朝キチンと髪をセットして準備万全で出社!
それなのに午後から夜にかけて少しずつ頭皮が臭うことで困っていませんか?
私が最初、「頭皮が臭い」と気づいたのは20時ごろ。帰宅中の電車でした。
「あれっ。ちゃんとお風呂に入ったのに。 まあ、たまたまかな?」
そう思って楽観的に考えていたのが間違いのもと。
それから少しずつ頭のニオイに気づく時間帯が早くなっていったんです。
こうなると頭皮臭が気になって飲み会も行けず、仕事終わりに美容院にも行けず。
行動範囲もどんどん狭くなっていきました。
『こんな生活がずっと続くのは嫌だ』
そう思った私は夕方から強くなる頭皮臭への対策を始めました。
今ではその効果も出てきて、午後からの取引先への訪問や仕事終わりの飲み会で悩むこともありません。
今回は夕方からプ~ンと臭う頭皮臭の対策方法をお話しします。
午後になると頭が臭い!後頭部や耳の裏に溜まった脂や汗をふき取る
最初は「今すぐ頭皮の匂いを何とかしたい」ときの応急処置について。
まず誰にも見られる心配がない、トイレの個室に駆け込みましょう。
そしてあぶらとり紙で頭皮をポンポンと叩きながら余分な油を吸い取っていきます。
髪を分けながら生え際を抑えていくと油を摂りやすいのでオススメです。
(あぶらとり紙以外だとペーパータオルでも代用可)
皮脂や汗はそれ自体にニオイがあるわけではなく、菌で分解されて初めてニオイになります。
だから菌で分解される前に汗や余分な皮脂をふき取るのが効果的でした。
次に髪にこびりついたニオイをとっていきます。
理想的なのはドライヤーの風でニオイ分子を吹き飛ばすのが理想ですが、外出先だとなかなか用意できませんよね?
なのでブラッシングや手ぐしで髪をとかして、髪に付着したホコリやニオイ分子をとっていきます。
これで頭皮環境を外出前の状態に近づけることができます。
- 「まだ少しだけ臭う気がする」
- 「このあと大事な予定(営業周りや合コン)があるから不安」
このようにニオイにまだ不安があるなら、デオドラントグッズを活用して徹底的に対応します。
皮脂が多いタイプなら殺菌作用、汗臭がでるタイプなら制汗作用のグッズを使うと効果が出やすいですね。
ただこういったデオドラント剤は、頭皮には慎重に使った方が良いのも事実。
なぜならもともと頭皮は他と比べてデリケートなので殺菌成分や制汗成分が肌への刺激になるリスクがあります。
だから日常的には使わずに、『午後から大事な用がある』といった特別な日だけ使うようにして頭皮を労わってあげましょう。
あと絶対に避けたいのが他の香りで頭皮臭をごまかそうとする行為です。
ヘアスプレーなどの整髪料やコロンなどの香水をつけると、頭皮臭と混ざって混合臭になってしまいます。
混合臭になると加齢臭でもオヤジ臭でもない、何とも言えない不快臭が生まれることになります。
どうしても香りをつけたいなら、頭皮臭を根本的に消してから使いましょう。
(根本的な解決方法については、この後にお話しします。)
- まずはトイレの個室へ行き一人になる
- 頭皮の脂をあぶらとり紙でふき取る
- 髪をブラッシングして髪に付いたニオイをとる
- 大事な予定があるときのみ殺菌、制汗グッズを使う
- ※整髪料は混合臭になり余計に悪化する
応急処置はこれで完了です!
でも頭皮臭がしたときや、しそうな時間帯に毎日実践するのは面倒ですよね?
そこで次は頭皮臭の根本的な解決方法を見ていきましょう。
頭皮から脂臭いニオイがするのは皮脂量が増えているから。
その頭皮の皮脂量が増える原因を解決ずれば、夕方からの頭皮臭に悩まなくてすみます。
夕方になると頭が臭い原因は?夜にかけて髪の毛が臭くなるのは皮脂のせい
夕方に頭皮が臭くなる一番の原因は、過剰に分泌された皮脂が酸化するからです。
もともと頭皮って顔や背中より皮脂が多く分泌される場所なんですね。
だから入浴時に雑に髪を洗ったり、すすぎ残しがあれば余分な皮脂が頭皮に残ってしまいます。
特に”洗い残し”や”すすぎ残し”が起きやすい箇所が後頭部や耳の裏です。
この2か所は洗った気になってるだけで、洗い切れてないことが多い。
だから指の腹を使って円を描くように丁寧に洗い、余分な皮脂をしっかり落としましょう。
ただいくら入念に頭皮を洗っても、年齢による加齢臭やオヤジ臭は消しきれないことが多いです。
そんなときに効果的なのが頭皮臭専用のシャンプー。
柿タンニンや茶エキスなど防臭成分を含むシャンプーを使えば『臭いにくい頭皮環境』をつくれますよ。
過剰に洗いすぎると翌日の油臭い原因になる
先ほどは洗い残し、すすぎ残しによる余分な皮脂が頭皮臭の原因になるという話でした。
ただも逆に頭皮を洗いすぎても、皮脂って分泌量が増えてしまうんです。 『えっ!皮脂を洗ってるのになぜ?』
そう疑問に思いますよね。
実はこれ、体の防御反応によるものなんです。
もともと皮脂は体に必要なもの。
外敵からの刺激を守ったり紫外線から頭皮を守る働きがあります。
ただそんな皮脂を過剰に洗い落として、頭皮を乾燥させてしまったら?
体が『やばい!皮脂をもっと分泌させなきゃ!』と指令を出して、頭皮の皮脂量を増やしてしまいます。
このように皮脂の落としすぎも、結果的に皮脂量を増やす原因になるんですね。
だから頭皮が臭うからといって、朝シャンをするのはオススメできません。
なぜならシャンプーを1日2回すると皮脂を落としすぎるからです。
基本的にシャンプーは1日1回。
もし朝シャンしたいなら湯シャンにして、しっかりと乾かしてから外に出るようにしましょう。
シャンプーを1日1回にしても、シャンプー自体に洗浄力が強いと頭皮の乾燥を招きます。
基本的にCMで流されていて、どこでも手に入るような有名なシャンプーは洗浄力がハンパなく強いです。
こういったシャンプーは泡立ちがよく安いので買ってしまいがち。
でも成分表を見ると頭皮への刺激が強い成分が含まれています。
(洗髪後にかゆみやフケが多いとシャンプーが合ってない証拠です)
だからこういったシャンプーは避けること。
先ほど言ったように防臭効果があるシャンプーの中から、頭皮に優しい成分で作られたものを選んで使いましょう。
- 1日に何度もシャンプーを使わない
- 朝シャンしたいなら湯シャンで行う
- 洗浄力が強いシャンプーは使わない
夕方から夜にかけた頭の臭いから卒業!悩むのは今日で終わり
今回は夕方から匂う頭皮の対策をお話ししました。
■ まずは頭皮臭の応急処置をする
- 頭皮の脂をあぶらとり紙でふき取る
- 髪をブラッシングして髪のニオイをとる
- 大事な予定があるならデオドラントグッズを使う
- ※混合臭を生む整髪料や香水は使わない
■ 頭皮の皮脂量を適切に戻す
- 洗い残し・すすぎ残しに気を付けて髪を洗う
- シャンプーを使った洗髪は1日1回
- 洗浄力の強いシャンプーは使わない
- 代わりに頭皮臭専用のシャンプーを使う
毎日のように夕方からプーンと臭っていると、実際に臭う前から『もうすぐ臭うかも』と不安で仕事に集中できませんよね?
そんなニオイに悩み続ける生活なんて今日で終わりにしませんか?
夕方からの頭皮臭は応急処置と予防法。
このダブルで対策していきましょう。