糖質制限をしてダイエットをしようとしている男性

なんか最近、胃がもたれるんだけど…

特に思い当たる節がないのに胃が重くなったり気持ち悪い。

そんな辛い症状は糖質制限食が原因かもしれません。

今日、お話しするのは 『糖質制限で胃がもたれない方法』

繰り返す胃もたれは間違ったダイエットのせいかも。

そこで、これから正しい糖質制限と胃に優しい食べ方を確認していきますね(^^)

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糖質制限で胃もたれが起こる理由

まず、なぜ糖質制限を行った人が、胃もたれになりやすいかこれを明らかにしていきます。

まず糖質制限とは、どういったものか?

こちらの文章を引用しました↓

糖尿病の人や肥満や
メタボリックシンドロームの人にベストの食事療法。

血糖値を上昇させる、唯一の栄養素である糖質。
できるだけ糖質の摂取を低く抑えて、
食後高血糖を防ぐのが糖質制限食の考え方です。

簡単に言えば、主食を抜いて
おかずばかり食べるというイメージになります。

抜く必要がある主食とは、
米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や
芋類など糖質が主成分のものです。

引用 http://www.ktk-kyoto.jp/about.html

糖質を控えることで血糖値の上昇を抑える。

それが肥満糖尿病予備軍の人に効果的だ…ということです。

糖質制限では血糖値を急上昇させない為に甘いもの、お菓子を制限する一方で

血糖値が上昇しにくい食物繊維や肉は食べてもOKという食事療法。

確かに食物繊維や肉類は血糖値を上げにくい食材です。

その反面、消化しにくいという特徴を持っています。

それを毎食、たくさん食べたらあなたの胃はどうなると思いますか?

  • 消化しにくい食材ばかりが入ってくる。
  • 毎回、働きまくって消化しまくる。
  • でもついには限界、疲れて動けなくなる。

それで消化不良に陥ってしまい胃もたれや胸焼けを招くことがあるんですね(;´・ω・)

糖質制限で良いと言われている食材、料理で胃もたれに悪いものは以下のようになります↓

【胃もたれの原因になりやすい食べ物】

  • ピーナッツなどのナッツ類
  • 蕎麦、ざるそば
  • バター、チーズ
  • 刺身やお寿司
  • 雑穀米、玄米
  • 焼肉

また食後にウォーキングなど体を動かすことで、血糖値の上昇を抑えるという方法も糖質制限では有名。

これも消化という立場に立つと消化力が落ちてしまいます。

食後は胃に血液を集めて消化に専念したい。

なのに体を動かせば体のほかの部分に血流がながれますよね?

食後、すぐ動くと胃がキリキリするのは、これが原因。

このように糖質制限を意識しすぎると胃に負担がかかる生活をしがちなんです。

また食事や食生活に関しては次の記事で詳しくまとめてあるので、そちらもサラッと目を通しておきましょう。

記事:胃もたれを引き起こす食材と食べ方

ダイエットよりまず胃もたれケア!まず優先すべきは胃の消化力を取り戻す

胃のイラスト

糖質制限と胃もたれが以外にも関係性がある。両立が難しい。

では、どちらを優先させればいいのか?

それは、あなたの置かれてる状況によって変わります。

糖質制限をダイエット目的や生活習慣病の予防のために行っている場合。

どちらを最優先すべきかはわかりますよね?

そうです『』です(^^)

一時的に糖質制限を控えめにして消化力を高めることが大事。

(消化力が高まれば自然と痩せますし)

一方で糖尿病や機能性低血糖症などの治療として糖質制限を行っている場合は

胃もたれと糖質制限食の両立を考えていかないといけません。

(あとは、どうしても痩せたい人なども)

両立するには、どうしたらいいのか?

そこで次は胃に負担をかけないで糖質制限を継続する方法を一緒に考えていきましょう。

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勘違いしてる人多数!正しい糖質制限の取り組み方

胃もたれを楽にしながら糖質制限に取り組む場合。

まず糖質制限食のやり方を正しく把握しとく必要があります。

「糖質を控えて肉を食べるんでしょ!」…と思ったら、その考え方は危険。

胃もたれも治りませんよ(;´・ω・)

そもそもテレビで糖質制限の特集をしてる番組の多くは「肉はいくら食べてもいい」と言っています。

これが見てる僕たちに誤解を与えやすい言葉。

正しくは肉なら適量食べてもいいなんです。

いくら血糖値が上がり肉からって、肉ばっかり食べてたら胃の負担が大きくなってしまいます

それに、そんな食生活を長期間、続けてれば逆流性食道炎や大腸がんのリスクも増。

そもそも健康的な食事とはその人に合ったバランスのとれた食事なので「いくら食べてもOK」なんてことはありえません。

  1. 肉は適量ならOK。
  2. 糖類、炭水化物はなるべく控えること
  3. 食物繊維→肉→糖質の順に食べること

これが糖質制限の基本。

ここから始めるのがベストです。

なので、もし糖質制限中に胃がもたれたら肉の量を減らし大豆などの植物性たんぱく質をとる

食べる量を少し減らしたりよく噛んで食物を胃の代わりに 細かく砕くことをオススメします。

あまりテレビの発言をうのみにせず適度、適量からスタートして自分にあったバランスを見極めましょう。

胃もたれと糖質制限を両立するのに適した食材と控える料理

ドレッシングがかかったサラダ

では次に「何を食べたら良いのか?」

「何を食べてはいけないのか」をチェックします。

胃もたれと糖質制限において、どちらにとっても悪い食材とどちらにとっても良い食材があるので

それを知っておくと料理やレシピを考えるのに便利♪

どんな料理、食材があるのかは以下の通りになっています↓

【なるべく控えたい食べ物,飲み物】

  • カフェインが含まれたドリンク
  • お酒などのアルコール
  • 甘いジュース、炭酸
  • デザート
  • カレー
  • 霜降りなどの脂ののった肉

【オススメの食材】

  • キャベツ
  • ブロッコリー
  • 大根
  • 緑黄色野菜
  • 大豆、豆腐、納豆など
  • 白身魚(蒸すとなお良い)
  • りんご
  • 鶏肉

カフェインが含まれた飲み物は緑茶などのお茶にも注意。

食事中は麦茶や白湯がオススメです。

記事:胃もたれ時に飲んで良いお茶、悪いお茶

またバナナなどの果物も意外と糖質を含んでるので食べ過ぎは辞めましょう。

(オレンジやレモンなどの柑橘類のフルーツは大丈夫です。)

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普段の生活習慣で胃もたれを対処する

最後に食生活以外で胃もたれを防ぐ方法をお話しします。

糖質制限食を辞めたくない場合、食事は糖質を制限。

それ以外の生活の中で 胃のケアをすることは可能

胃もたれを防止する生活の一例を載せておきますね(^^)

【胃に優しい生活】

  • お腹を冷やさない(温める)
  • 体の右を下にして横になる
  • 睡眠時間を増やす
  • 姿勢を正す(猫背を治す)
  • 食後は体を動かさない

このように胃が働きやすい環境を整えても胃もたれを軽減することは可能

ぜひこちらも試してみください(^^)/

確かに胃もたれと糖質制限の両立は難しい。

でも両方にとって良い生活、食生活をおくれば上手くいくはずです。

次は胃もたれの予防法についてより深く切り込んでみました。

記事:食べ過ぎた日の胃もたれ予防方法とは?

食事量をコントロールしづらい人は読んでみてはいかがですか?

ではまた次の記事でお会いしましょう。

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