胃のもたれが長い間、治らない…
胃弱体質の人にとって消化不良というのは天敵。
薬を飲んでも治りづらいしげっぷや胃痛の症状も併発します。
そんな辛さを軽減するために僕がおすすめしているのは『温める』こと。
体の内と外から温め、消化力を高めることで胃もたれ対策をしませんか?
今回のテーマは 『胃のもたれと温度の関係』
- 食後に気持ち悪い感覚がある
- 胃薬が効きにくい
- 消化力を高めたい
そんな悩みをもつあなたに、ぴったりの解消法をお話ししていきますね(^^)
冷えが消化力を下げる!消化不良で胃もたれや胃痛に?
まず胃もたれの原因として、大きな割合を占める『冷え』について一緒に見ていきましょう。
あなたは寒い季節に体の動きが鈍くなったりしませんか?
昔、学校ではケガをしないように運動の前に準備体操。
体を温めてから体育の授業に移りったりとかしたはず。
このように体自体が冷えると、動かすときに上手くコントロールできなかったり活動自体が減ったりします。
そして、それは僕たちの胃も同じ。
胃も食事をすると消化したり腸へ食物を送るために、蠕動運動をするのですが…
胃が冷えてしまうと、 それらの消化活動が鈍って 上手く消化できなくなってしまいます。
その結果、胃に食物が残ったままになり、それが「胃が重い」「もたれる」って感覚に…
要は胃も僕たちの体と同様に冷えると動きが悪くなるんですね。
それが、今のあなたを苦しめる、もたれ感になってるということ。
- 夏になると暑いからと冷たい飲み物を飲む
- アイスばかり食べてる
- オシャレしたいから薄着
- 朝に起きると、お腹が出てる
このようにお腹(胃)を冷やすと、消化の働きが悪くなる原因となります。
何気ない行動でもチリも積もればなんとやら…
冷えというのは意外と深く、人の健康とかかわっているんですね(;´・ω・)
体の内と外から胃を温める!胃が活発に働きやすい工夫を!
- では、どうすれば冷えを改善できるのか?
- どんな手段で消化力を元に戻せるのか?
胃もたれを軽減させるために胃を温める方法を確認していきます。
大きく分けると体の内側から温める方法と、体の外側から温める方法があるので2つのパターンを順に見ていきますね。
体内から胃を温める方法と冷やさない食生活
まず体内から温かさを維持する生活をするには、温める食事と冷やさない食事を意識すると効率的。
冷やさない食事っていう意味は何となくイメージがつきませんか?
氷の入った飲み物をがぶ飲みしたり、アイスやスイーツを食べまくったり何となく胃に悪そうですよね(笑)
そういうのは判断しやすいのですがあなたに注意してほしいのは、一見、冷やすイメージがないものについて。
例えばヨーグルトとか、生野菜、果物類も胃を冷やしやすいから要チェック。
意外とこういう食材も胃を冷やしやすい。
胃がもたれやすい期間には食べる量を控えたり、料理で蒸したり煮込むと良いですよ(^^)
一方で胃を温める食事とはどういうものがあるのでしょうか?
ただ熱い料理を食べても、胃に刺激を与えてしまいビックリしてあまり良いこととは思えません。
そこで大切になってくるのは『消化しやすい』かつ『温かい料理』
うどん、おかゆなど、胃の負担が軽く済む中で温かい料理を食べたいところですね。
食材としてオススメなのはショウガ。
生姜は食道、胃をポカポカさせて、消化を促す効果もあるので個人的にはぜひ試してほしい食材です。
あと便秘気味なら白湯も良いですよ。
朝ごはんの前にコップ1杯の白湯を飲むだけで、便意がやってきます。
胃も温まって動かす準備ができます。
(運動でいうところのラジオ体操みたいな感じ)
起床時にいきなり朝食をとらずに、お湯をチビチビ少しずつ飲むだけで 食後の消化不良感を減らしてくれます。
作り方や飲むタイミングについては、コチラに詳しくまとめています(^^)
【注意】
白湯がオススメと書きましたが、あなたが今、お腹が緩い場合は控えましょう。
下痢気味だったり軟便だったりすると白湯を飲むことで症状が悪化するケースもあります。
…というよりも『白湯スゴイ』って感動して一日に何杯も飲むと、お腹を下します。(体験談)
ツボと睡眠時の工夫で体を外から胃を温める
では次に、体の外側から胃を温める方法を見てみましょう。
大きく分けると見出しにも書きましたが、ツボと寝る時の2つで考えられます。
ツボに関しては足つぼと手のツボが良い感じです。
胃の反射区をグリグリ刺激して胃への血流を促していきます。
( 痛いけど我慢です(;´・ω・) )
どこを押せばいいか?はコチラの画像で赤い枠で囲った箇所です↓
入浴後に押すと体全体がポカポカするので、効果を実感しやすいですよ!
最後に提案するのが寝る時。
睡眠中は寝がえりなどでお腹がポロット出ることがよくありますよね?
それはもちろん冷えに繋がりますし7時間も寝てる間ずっとお腹をだしてたら、胃にとって良い環境とはいえません。
そんな状況の予防に活用できるのが湯たんぽと腹巻。
これまマジでおすすめです(^^)
カイロや電気カイロだと、火傷の危険がありますが
徐々に温度が下がる湯たんぽは寝る時に最適。
それに腹巻をつければ寝返りをうってもお腹が出にくく、睡眠時にゆっくりとお腹を温めることができます。
場所としてはみぞおちとその裏にあたる背中ですね。
ここに湯たんぽを当てると胃も、体全体も温まります。
食事、ツボ、睡眠時
この3つから胃の冷えを防止して温めることで消化力も高まります。
あなたも僕と同じように冷えと胃もたれが関連する体質なら、ぜひとも、今回の内容を役立ててくださいね(^^)
次は食べ過ぎた日の対処法と胃もたれを引き起こす食材について、別の角度からお話ししていきます。
今回は冷えを中心に話しましたが、次回の2つのお話はもっと総合的に見た情報を載せています。
あなたの胃もたれを楽にするために書いたので、読んでいただければ嬉しいです(^^)